2009年 1月 10日 (土) 

       

■ 再就職の道、まだ見えず 旧ニチコン朝日退職者を対象に求職受付

 旧ニチコン朝日の退職者を対象とした求職申込書の集団受付(盛岡公共職業安定所、花巻公共職業安定所共催)が9日、紫波町内にある同社工場の食堂で行われた。ニチコン岩手への吸収合併に伴い昨年末に退職した元社員91人(男性54人、女性37人)を対象に実施、40代から50代の人が多く「この会社でずっと働いてきた。退職しこれから何の仕事をするのかと聞かれても考えがまとまらない」と話していた。

 説明会には盛岡と花巻の両職安から職員9人が出向いて雇用保険、離職票や求職申込書などの記入について説明、書類の受理、相談を受けた。

  30年以上勤務していた町内に住む50代の男性は「ニチコン岩手は遠すぎることとニチコンの関連工場は海外にもあるので、働き続けることは難しいと考え離職を決めた。年齢もあり希望する仕事はない。失業保険が給付される期間中に仕事を探しながら60歳を過ぎても働けるような資格を取り仕事を見つけるしかない」と話していた。

  36年勤務していた57歳の男性は「以前は機械のオペレーターをしていたが、それも4、5年前の話。遠い岩手町の工場で働くのは体力的にも厳しいと考え決断した。報道をみると失業者はさらに増えてくるという。わたしの年齢で働ける再就職先は限られてくる。これからどうするのか考えているところ、まだ考えがまとまらない」と苦衷を語った。

  届け出を待つ間、それぞれの近況を語り合い、メールアドレスや連絡先を確認するなどしていた。

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします