2009年 1月 22日 (木)

       

■  〈北Gのライブトーク〉71 北島貞則 レコードプレーヤー

 最近、購入するかどうか迷っているものがある。レコードプレイヤーである。

  高校2年か3年のとき、小遣いをためたか、親をだましたかしてミニオーディオセットを買った。チューナー内蔵のアンプとプレイヤー、小さなスピーカーの3点セットである。

  もっぱらラジオを聴いていたが、たまにはレコードも買ってプレイヤーにかけた。もちろんLPなどは高くて買えないから、ドーナツ盤と呼ばれたシングル、45回転である。

  大学に入ってからは、もう少し値の張るセットを買った。そしてバンドの世界に入ったこともあって、もっぱらジャズのレコードを買いあさった。

  大阪にワルツ堂というチェーン店があって、中古のレコードの買取・販売もやっていた。手元に金がなくなるとレコードを持ってワルツ堂に行った。そこでいくらかの金をもらうのだが、欲しいレコードが目に付いて、ついそれを買ってしまうことも多々あった。

  音源がレコードからCDに変わったのは、いつごろのことだったろう。はっきりした記憶がない。そのころにはもうレコード(またはCD)を買う習慣がなかったので、どうでもよかったのだろう。もともとオーディオマニアではないし、レコード至上主義でもなんでもないが、唯一残念なのはレコードのジャケットがCDサイズになってその存在感をなくしたことである。

  10年ほど前、丸々一昼夜レコードが回り続け、針とレコード両方を駄目にした。それ以来わが家にプレイヤーがない。さほど不便も感じないでいたが、近ごろむかし聴いていた音が懐かしくなってきた。復古版のCDを買うのも良いが、物置に置き去りされているレコードたちともう一度付き合ってみたい気もするのだ。

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