2009年 2月 13日 (金)

       

■ 県立高校入試、志願倍率は平均1.04倍 特色校に人気が集中

 県教委は12日、県立高校の調整前の志願者数を発表した。全日制は65本分校の実質定員(募集定員から推薦・連携型合格者数を引いた数)9904人に対し1万280人が志願。志願倍率は前年度より0・01ポイント下がり1・04倍となった。

  学科別志願者と志願倍率は▽普通科4950人、1・01倍▽普通・理数1055人、1・12倍▽総合1253人、1・09倍▽体育科35人、1・75倍▽農業647人、1・19倍▽工業1253人、0・92倍▽商業808人、1・09倍▽水産108人、0・93倍▽家庭171人、1・16倍−。

  倍率が2倍以上の学校・学科(学系・コース)はないが、5校6学科が1・5倍以上の人気となっている。

  最高倍率は花北青雲総合生活科の1・91倍(前年度1・06倍)。同校の山口勝男校長は「年によって志願倍率には波があるが、幅広い分野が学べるため総合生活科の生徒は総じて『楽しい』と言う。就職の面でも安定した求人がある点などが受け入れられたのでは」と分析する。

  盛岡南体育科は1・75倍(同0・76倍)。同校では、推薦枠を50%に拡大し一般入試の実質定員が減少したことや高校の特徴を各中学校に丁寧に説明したことが影響したのではないかとみる。

  地元食材を生かしたパンの研究などで実績を挙げている盛岡農業食品科学科は1・69倍。広域から生徒が通いやすく、特色ある学系を掲げる不来方も高倍率で体育学系1・65倍、人文・理数学系1・61倍となった。

  定時制は9本分校の定員480人(杜陵、同奥州校の後期定員は含まず)に対し241人が志願、志願倍率は0・50倍。

  昼間に学ぶ杜陵普通科の1・2部は1・19倍、新設の杜陵奥州普通科の昼間部は1・97倍となっている。授業選択の自由度が高く、不登校の経験などコミュニケーションに課題を抱える生徒にとっても学びやすい環境であることなどが要因とみられる。

  盛岡市立は普通科特別進学コース0・24倍、普通科1・62倍、商業科1・63倍。英語科は定員25人のうち、推薦で10人が合格しているが一般入試の志願者はいなかった。

  県立高校、市立高校とも13日から19日まで出願の変更が認められる。学力検査は3月10日、合格発表は同17日。

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