2009年 6月 29日 (月)

       

■ 県が空き家活用の企画提案を募集 1500万円以内で事業委託

 住民の高齢化で空き家が目立つ、郊外型の大規模団地などの再活性を図るため、県は、空き家を活用して住み替えや定住を促進するための企画提案の募集を始めた。名付けて「いわて住み替えシステム創出作戦」。国のふるさと雇用再生特別交付金を活用した事業で民間の知恵を求める。企画提案内容の実施に当たり、失業者を雇用することも条件になる。

  応募できるのは、県内の事業者または企業連携グループ。空き家住宅を活用し定住促進や都市住民との交流などにつながるビジネスモデルの企画提案を求めている。雇用創出効果や期待される事業効果などが高い事業提案を選定、その実施を委託する。事業委託費は1532万円以内。事業期間は2010年3月まで。

  事業内容として想定されているのは▽空き家や高齢者のみの世帯の把握といった対象団地の現況調査▽岩手の生活環境をPRする講演会の開催▽改修した空き家住宅の公開▽首都圏などからの視察誘導−など。

  事業を進めるに当たって新たに失業者4人以上を雇用、雇用期間が原則1年以上(更新可)、委託期間満了後も雇用を継続する計画であることが応募要件。

  過去に開発された郊外の大規模団地では、利便性の良い都市中心部に住み替えて老後を過ごしたいという人や都会に住む子供と同居するために引っ越すといった人も多く、空き家が目立つ。一方で子育てのために郊外の広い住宅を求める人や大都市圏からの移住希望者もいるはずと見込む。郊外の戸建て住宅から離れたい人と、住みたい人をつなぐような新しいビジネスモデルの創造を期待したいとしている。

  募集締め切りは7月10日午後5時必着。問い合わせは県県土整備部建築住宅課(電話629−5933)へ。提案の申込書様式は県のホームページからもダウンロードできる。

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