2009年 7月 20日 (月)

       

■ 城を中心としたまちづくり計画に意見募集 盛岡市が

 盛岡市は「お城を中心としたまちづくり計画」案について市民意見の募集(パブリックコメント)を実施している。31日締め切り。盛岡城跡公園(岩手公園)を中心に都心の魅力を高め、2011年度開館予定の歴史文化施設や中津川などを含む半径500bの活性化を促進する。この中にはヒマラヤ杉とカツラの伐採に関する歴史文化施設の前庭整備事業、桜山神社参道地区の整備などが含まれている。前庭整備の現地説明会は24日に開かれる。

  計画案はA4判で126nある。内容は▽計画の基本的考え▽まちづくりの現状と課題▽まちづくりの将来像▽実施計画|などで構成。計画における「お城」とは実際に城郭が存在するのではなく、石垣や堀などの遺構があり、城下町としての歴史的たたずまいを表現している。

  計画対象は国指定史跡の盛岡城跡と公園で構成される「史跡・公園エリア」、そこを中心に囲む下の橋や大通、石割桜のある盛岡地裁、与の字橋を含む半径500b、歩いて30分ほどの「お城周辺エリア」を設定した。

  将来像は「お城をシンボルとした、風格とにぎわいある魅力都心」。計画期間は個別の実施計画ごとに今年度から2013年度までの短期、おおむね10年以内の中期と長期に分類している。

  個別の実施計画は、史跡・公園エリアで▽盛岡城跡保存管理計画の策定▽盛岡城跡保存整備事業の継続▽鶴ケ池・亀ケ池の水質改善、整備・活用▽公園内の案内板、サイン整備▽歴史文化施設と周辺整備事業▽樹木の適正管理(ヒマラヤ杉など前庭整備関係)▽城下町フィールドミュージアムづくり▽櫻山神社参道地区の在り方と整備(電線地中化)▽内丸緑地の活用|など。

  歴史文化施設の前庭整備事業は、高木のヒマラヤ杉を現在残る44本中38本伐採し、国道106号口のエントランス(幅14b)の両脇に各3本ずつをランドマーク的に残す。カツラ18本は3本を残して伐採または移植を検討する。エントランスや施設利用者のつどい、中津川との接続機能を生かす。

  お城周辺エリアは▽中津川河川敷との連携利用▽まちなか居住・観光の推進▽映画の街盛岡の推進▽ビクトリアロード整備▽盛岡地区かわまちづくり事業▽菜園地区の歩道整備・電線地中化▽花と緑のガーデン都市づくり▽歩いて楽しむ中心市街地形成戦略|などを盛り込んでいる。

  計画は中心市街地活性化基本計画の予定65事業の一つに位置づけられている。中活計画では2014年度までの計画期間5カ年で中心市街地の歩行者、自転車通行量を1日当たり5万4764人、市街の観光客入れ込み数を年間372万人と当初目標値を設定。

  お城を中心としたまちづくり計画に基づく事業は中心市街地活性化の大きな柱になる。

  市では意見募集、市議会への説明などを経て9月に計画を策定する。10月下旬には前庭整備事業を着工、11月から12月にかけてヒマラヤ杉の伐採も着手する考え。前庭整備の現地説明会は24日午後1時半から同施設脇の緑地で行われる。

  意見募集は個人または団体の名前、住所、意見を記入して持参か郵送、ファクスで郵便番号020|8530盛岡市役所公園みどり課(別館6階)「お城を中心としたまちづくり計画案パブリックコメント」係(ファクス019|622|6211)まで。電話での意見は受け付けない。

  問い合わせは電話651|4111、内線3645へ。


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