2010年 3月 2日 (火)

       

■ 磁気状況2010 藤原國男×ヨシダヨシノリ

     
  ヨシダヨシノリさんの作品  
 
ヨシダヨシノリさんの作品
 
  「磁気状況2010・パート2」が6日まで、盛岡市上ノ橋町のギャラリー彩園子で開かれている。盛岡市のヨシダヨシノリさん(67)と藤原國男さん(66)が同会場TとUでそれぞれ、作品を発表している。

  ヨシダさんは会場の壁面に、1文字ずつ数字を記した紙を張って6種類のカレンダーを作成。カッティングシートを切り抜いたり、パステルを使ったりして数字の形を表現したものから、自分で撮影した風景と数字をCGで組み合わせて作成したものまで多彩だ。

  カレンダーをテーマにしたのは今回が初めて。「年を取ってくるとカレンダーを見つめる時間が多くなる」とヨシダさん。刻々と減っていく自身に残された時間。「数字に思いを込められないか」と制作を思い立った。

  会場にはカレンダーには存在しない「32日」も登場。「もう少し長く生きられればいいかな」という思いを反映。画面から数字がはみ出したりしているのは「老人がじたばたしているという心の叫び」を表している。

     
  藤原國男さんのインスタレーション作品  
 
藤原國男さんのインスタレーション作品
 
  藤原さんは直径2_から3aまで5種類の太さの綿や麻のひもを使ったインスタレーションを発表。約6bの壁と壁の間には直径2_の数本のひもをまっすぐに張り、床面には直径7〜8_のひもを緩やかな円を描くように置いた。

  壁いっぱいに渡した線は「地上と天、人生の狭間のようなもの」を表現。床に置かれたひもには領域の意味も含ませている。

  円の中心部や、壁を背に置かれた2脚のいすには、ひもを巻き付けた竹をそれぞれ設置。人物のようなイメージも重ねたが「見る人が自由に想像してくれれば」と思っている。

  午前10時から午後7時まで。

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