2010年 3月 16日 (火)

       

■ 副市長に元県警刑事部長の細田氏を起用 盛岡市の谷藤市長が就任要請

 盛岡市の谷藤裕明市長は、今月いっぱいで退任する池田克典副市長の後任に元県警刑事部長で現在岩手銀行法務顧問の細田敬一氏(61)の起用を決めた。15日に同行本店を訪れ、高橋真裕頭取に細田氏起用の意向を伝えた。細田氏本人にも正式に就任要請をした。市議会へは早ければ今週中にも幹事長会議を通じて人事の意向を伝える。市議会最終日26日に副市長人事の議案を提出予定でいる。

  細田氏は県立盛岡一高卒、武蔵大中退。70年に県警入りし、盛岡東署副署長、県警警備部長、同刑事部長などを歴任。08年3月に退職し、同年4月から現職に就任。

  谷藤市長とは一高時代、2年上級で在籍。池田副市長や谷藤市長の兄・文明氏とともに一高1968年(昭和43年)卒でつくる同窓会「白堊(はくあ)43会」のメンバー。

  谷藤市長は取材に対し「市が取り組む安全安心なまちづくりを推進するため」と抜てき理由を説明。「盛岡はお祭り行事が多く、(交通規制など)交通政策にも明るい。以前から本人を知っており、非常に人望のある方で、アイデアを吸収して市政に生かしてくれる人」と、警察畑での経験を高く評価している。

  谷藤市長は池田副市長の退任判明後、副市長2人制を継続するかの有無も含めて人事を検討すると語っていた。2人制にする場合、生え抜きとして川村裕副市長がおり、起用は外部から、特に民間起用に前向きだった。細田氏は民間経験者としての人選だという。

  細田氏は15日、高橋頭取と面会した谷藤市長から頭取同席のもと、「安全安心なまちづくり、元気なまちづくり、盛岡の発展のために力を貸してほしい」と要請を受けた。「生まれ育った盛岡のために(議会の同意を受け)認められれば、微力を尽くさせてもらう」と話し、要請を受ける考えを示している。

  「警察に38年間いてその世界しか分からないが、民間、金融の置かれている状態について2年間非常に勉強になった。公のために尽くすのは(警察行政から自治体行政へ)立場が変わっても同じ」と話している。

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