2010年 3月 21日 (日)

       

■ 参院選候補決まらず 自民党県連が定期大会

 自民党県連の定期大会は20日、盛岡市内で開かれ、今年の運動方針などを決め、大会アピールを採択した。党所属国会議員がゼロという現状を受け止め、県民の信頼に応える県連の立て直しへ結束を図った。参院選は「反転攻勢のチャンス」と運動方針の中で位置づけた。しかし候補は決められなかった。鈴木俊一会長は「近いうちに立派な候補者を決めていきたい」と語った。

  鈴木会長はあいさつで、昨年の総選挙で全選挙区で候補者が敗れたことを陳謝し、党と県連は結党以来最大の危機にあるとの認識に立ち「厳しい審判が有権者から下されたことを反省して出直していかなければならない。必ず再生する、県連を出直していく思いで頑張っていく」と支援を求めた。

  「今年は参院選の年、来年は統一地方選挙があり、衆院選もいつあるか分からない。こういう状況にあって危機感、緊張感を持って臨んでいかなければならない」と述べた。

  運動方針は▽総選挙の反省▽未来を見据えた地域づくり▽県連の立て直し▽岩手の自由と民主主義を守る|に整理し「岩手を立て直す〜岩手の自由と民主主義を守る闘い」と掲げた。

  方針の中では総選挙の反省を踏まえた上で党員と党、地域と党、県民と党が「結い」を大切に信頼に応える県連の立て直しにまい進すると決意を表明。立て直しについて党を支える人材の発掘・育成として党本部と連携した政治学校(仮称)を設置する。

  「岩手の自由と民主主義を守る」では本県民主党を強く意識し「私たちは必ず政権を奪還し、岩手県を独裁と不寛容の政治から守る」と宣言。参院選は反転攻勢のチャンスとして「参院選から統一地方選、さらには次期衆院選まで視野に入れた大胆な戦略、新たな選挙スキーム、斬新な候補者像をもって戦うことによって国政の議席を奪取」する考えを示し、一致団結して参院選と統一地方選の勝利に向けまい進するとした。

  来賓として党本部の大島理森幹事長、昨年に続いて達増知事らが出席し祝辞を述べた。公明党は時局講演会と重なったこともあり、小野寺好県本部代表からのメッセージが届けられた。

  大島幹事長は全国を回っていて「潮目は変わり始めたと実感している」とし「全国津々浦々を歩いて自民党頑張れという声を頂いている。しかし、頑張れという声がいいぞ自民党という形にしていかなればならない」と述べた。

  議案審議の際には「参院選は岩手からも比例候補を出して共に戦って得票を伸ばしていくべき」との意見が出され、千葉伝県連幹事長が「比例にも出して連動で戦うのがベストと思う。汗をかいていきたい」と答えた。

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