2010年 8月 11日 (水)

       

■ 帰省は分散型 高速道あすはピーク

     
  帰省ラッシュが始まりつつある高速道(盛岡南IC)  
 
帰省ラッシュが始まりつつある高速道(盛岡南IC)
 
  今年の盆は曜日配列や高速道のETC割引の日数が昨年より少なく、帰省は分散型、Uターンはラッシュになると予想されている。JRは下り12日、上り15日のピーク予想で、東北新幹線の予約は前年を上回っている。高速道は下り12日、上り14、15日のピーク予想。昨年の盆はETC割引の影響で帰省客が鉄道から自動車にシフトする傾向が見られたが、今年は高速道の無料化が部分的にとどまり、移動の選択肢が増えている。

  JR東日本盛岡支社によると盆期間(11日-18日)の指定席予約状況(7月30日現在)は、東北新幹線が上り12万8千席で前年比100%、下り11万7千席で同104%、計24万5千席で同102%となっている。

  同支社総務部総務課広報・広聴グループの久保田正治氏は「今年は高速料金のETC割引が14、15の2日間だけだったことや、エコや家族向け商品が好調に推移したことによる」と話し、書き入れ時に営業努力が表れた。

  ネクスコ東日本の盆期間(5日-18日)の東北地方の高速道の渋滞予測では、ETCの休日特別割引きが適用される土日に多く発生すると見ている。13日の盆入りからの割引き日は14、15の両日。昨年は平日を入れて盆入りから4日間割り引き、混雑したたため、今年は土日に限定した。

  6月28日から実施された無料化社会実験対象区間は盆の集中と重なることにより、例年は発生していない区間でも渋滞が予測されている。

  高速道の無料区間は県内では八戸道、釜石道の2区間で、盆期間中は渋滞するまでの混雑を予測していないが、無料化最初の週は八戸道は150%、釜石道は142%交通量が増えた。

  ネクスコ東日本東北支社盛岡管理事務所の千葉宏総務担当課長は「今年のETC割引きは土日だけだが、無料区間が八戸道にも出ているので、そこで交通量が増えるかどうかはふたを開けてみなければ分からない」と話す。

  高速道は無料化区間が部分的で、ETC割引と並立することになったため、ETCはお盆前に販売を伸ばしている。盛岡市三本柳のオートバックス盛岡南の藤岡浩之店長は「昨年は物がない状態まで売れ、無料化で必要なくなるというときには落ちたが、その後はまた売れている。直近に使う人も遠出に使う人もETCで元が取れると分かった。最近は1回付けた人が車を買い替えてセットアップする人もいる。盆前などには売れ行きが多くなる」と話していた。

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