2010年 8月 31日 (火)

       

■ 「雫石わさび」で商品化 参入5年、昭栄建設がホテルで試食会

  
     
  いつでもおろしたてのワサビの風味が楽しめる新商品「すりおろし生わさび」  
 
いつでもおろしたてのワサビの風味が楽しめる新商品
「すりおろし生わさび」
 
       
  雫石町でワサビ栽培をしている昭栄建設(横澤昭博代表取締役)のブランド「いわて雫石わさび」の商品発表会が30日、盛岡市のホテルメトロポリタン盛岡ニューウィングで開かれた。飲食業や流通、行政などの関係者約120人が参加。いわて雫石わさびを使用した商品の紹介や試食を行った。

  会場には同社と連携する春の隣が開発し、5月から試験販売されているわさびしょうゆ漬けを使ったわさびむすび、肉料理の後のデザートにお薦めのわさびアイスクリーム、本ワサビと葉ワサビを使用したわさびウインナーなどの商品が展示された。

  おろしたての本ワサビを冷凍することで、いつでもフレッシュなワサビの味を楽しめる「すりおろし生わさび」も新商品として紹介。市販のチューブ入りのわさびは添加物を使用したものが多いが、同商品はいっさい添加物を使用せずにワサビ本来の風味を閉じこめた。何度冷解凍しても味が損なわれないことから、家庭ですしや刺し身を食べる都度解凍して使用することができる。

  商品試食では県産牛ロース肉のステーキ雫石本ワサビ添え、雫石産米粉のパスタわさびみそ漬け入りカルボナーラ、葉ワサビとワサビウインナー入り特製ピザ、ワサビ入り特製デザート2種などいわて雫石わさびを使用したメニュー12品が用意された。出席者はワサビの辛みと香りを生かしたメニューに舌鼓を打った。

  地元町産のワサビを使用したメニューを食べた高橋公雄副町長は「皆さんに自慢できる商品。安全安心は当たり前だが、本当に安全安心でおいしい。事業展開の中で雫石というブランド化に向けた取り組みをしてもらっているのはありがたい。行政としても一緒にやっていきたい」と話した。

  水が命と言われるワサビ。同社は年間を通じて水温の変化が少なく、ミネラルを豊富に含んだ岩手山の伏流水がある同町で06年からワサビ栽培を開始。08年からは同町産のワサビの出荷を本格的に始めている。

  横澤代表取締役は「当社は約50年にわたり岩手県の県土の基盤整備を進めてきた。農商工連携の認証企業になり、自分たちの手で基盤を作った中でワサビを作り加工して売るというのは一つのしっかりした筋になると考え、今まで頑張ってきた。岩手県のワサビを前面に出しながら加工も頑張っていきたい」と話した。


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