2010年 9月 5日 (日)

       

■ 銀座で県産農産物を販売 18日のファームエイドで担当者が県内視察に

     
   田鎖さんから果実酢や秘伝しょうゆの説明を受ける高安さん、大越さん(写真左から)  
   田鎖さんから果実酢や秘伝しょうゆの説明を受ける高安さん、大越さん(写真左から)  
  東京から都市と農村の交流を考え、地域資源や人材を情報発信する「ファーム・エイド銀座2010」は18日、東京・銀座で開かれる。盛岡市や雫石町などの農業者らがシンポジウムに出席し自慢の農産物加工品を出品する。主催団体の銀座でミツバチを育てるNPO法人銀座ミツバチプロジェクトの一行が3日から本県を訪問。5日まで打ち合わせと視察をしている。

 今回はミツバチプロジェクトの高安和夫理事長と妻で事務局スタッフのさやかさん、監事・都市農村交流担当で実行委事務局の大越貴之さんが来県。3日は県庁を訪れ、小田島智弥農林水産部長を表敬。プロジェクトの取り組みや今回の趣旨などを説明した。

  小田島部長は「わたしたちもできる限りの応援をしたい。本県はいいものを作っているがPR力が足りないので、ぜひお願いしたい」と呼びかけた。

  一行は県の案内で同日、出店する田鎖農園(盛岡市三本柳、田鎖高紀さん)を訪問。減農薬栽培に取り組む田鎖さんもミツバチを育て、キュウリの受粉をしている。米は化学肥料を使わず、100%契約栽培。高安さんらは、農産物を使った「北国の果実酢」や浅沼醤油店と組んだ「秘伝しょうゆ」などに興味を示し、出品を歓迎。別の加工品については試食販売を提案した。

  4日はオーガニックの会「雫石の風」の田んぼやパン工房ネージュ、小岩井農場と敷地内のバイオマスパワーしずくいし、どぶろく製造の民宿なかがわ、野菜生産農家、南畑コテージ村など雫石町内を回った。5日は紫波町の銀河農園、高橋農園を訪問する。

  ファームエイドは08年度から開始。年間数回開催している。本県からはシンポジウムで木村伸男岩手大名誉教授や県内農業者、展示で小岩井農牧や雫石町、産直販売に各農園が参加予定。今年度は11月も開かれ、高安さんらの訪問により、短角牛や雑穀などが紹介される見込み。

  高安さんは「現場と意見交換し、岩手の個性、地域のいいもの、個性的なものを紹介したい。古くから地域にあるものがわたしたちには珍しい。ちょっとした工夫で人気が出る。当日の出店を互いに、いいものにしたい。地域の発信力へ橋渡しの仕事ができれば」と話す。地域の食文化、伝統文化もPRする考え。

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