盛岡タイムス Web News 2010年 12月 10日 (金)

       

■ 盛岡市が上田線に自転車レーン 国道4号から盛岡一高前まで

 盛岡市は、3月策定の自転車走行空間整備計画にあるモデル路線検討に基づき、13年度までに岩手大学・盛岡一高前から国道4号までの区間の上田線に自転車走行レーン(ブルーゾーン)確保を目指す。整備費用面の検討後に路線別計画として成案化する考え。これにより整備手法を平準化し、他路線の整備計画へと拡大させる。

  路線別計画案は2日の市総合交通施策懇話会で説明された。それによると、整備計画では上田線、仙北線、中央通をモデル路線に選定。現地調査を通じ、自転車利用のNPO団体がたたき台を作成。これを懇話会内の検討部会がワークショップを通じて検証した。

  上田線(盛岡三高から市中心部・中央通まで3・2`)と仙北線(南仙北3丁目・国道4号交差部から市中心部・南大通まで2・3`)は計画案がまとめられた。13年度までに確保を目指す上田線はこの区間の一部。中央通(梨木町から市役所まで0・9`)は課題を抽出。いずれも継続して検討される。

  市は走行空間確保により安全快適に目的地へ移動でき、交通事故減少と移動時間短縮の効果に期待。ひいては自転車利用が進み、自動車からの交通手段転換も見越している。

  走行空間は基本要件に▽他の交通(自動車など)との分離▽交差点を含めた連続性▽空間の幅(幅員)の十分な確保▽単一通行(進行方向の左側通行)|などを満たす必要があると明記している。

  現状では歩行者と自転車、自動車と自転車との接触、でこぼこの側溝上を走る場合や雨天時に側溝のふたで滑って転倒するなどの危険がある。道路の構造も上田線のような直線道路のほかに交差点部、バスの停車などで走行空間がなくなる停留所部がある。

  交差点部と停留所部ともに継続課題として今後検討。法律で右側通行が規制されている中、路面表示による走行誘導のソフト対策も必要だ。これらについて県立大学と共同研究を今年度と来年度の期間で実施している。

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