盛岡タイムス Web News 2010年 12月 28日 (火)

       

■ 除雪追いつかず、盛岡市に苦情200件 通勤のバス路線もデコボコ渋滞

     
  積雪のためバスが連なるなど混雑する盛岡市本町通3丁目地内(27日午前9時ごろ)  
 
積雪のためバスが連なるなど混雑する
盛岡市本町通3丁目地内 (27日午前9時ごろ)
 
  12月としては記録的大雪に見舞われた盛岡市内は27日、除雪が追いつかず朝から各地の道路が渋滞した。狭あいな市道では車両2台がすれ違うのがやっとの状態。歩道部分に雪が積み上げられ、車道を通る歩行者もいた。市道路管理課には25日から27日午後1時半までに延べ220件の苦情が寄せられた。同課担当係は休日返上で電話対応や委託業者との連絡などに追われた。帰宅時も中心部は渋滞した。

  同課によると、寄せられた苦情は25日が36件、26日が129件、27日が午後1時半までで55件あった。玉山区を除く旧市域では除雪を業者委託しており、積雪10a以上を出動基準としている。

  25日は午前4時に業者へ出動するよう事前連絡。日中も再度出動があった。同様に26日も出動。委託業者は130社以上あり、連日100社以上が除雪に出動した。

  市道の除雪はバスなど公共交通機関の通行する幹線道路を優先する。3日間で断続的に40a以上降り積もった雪のため除雪が追いつかなかった。同課では苦情の寄せられた地域を巡回し、対応を業者に指示した。

  降雪の落ち着き始めた26日、道路脇に山積状態の雪の排雪に向けたパトロールを実施。北部の桜台や南部の湯沢団地など指定路線が優先された。地域からダンプトラックの貸与を求められ、対応するなどした。

  27日には降雪も収まり、排雪のための作業に移った。26日の状態で月曜を迎えていれば市内の交通はさらに混雑していた可能性もある。降雪直後が土日だったこと、学校が冬休みに入ったことが「不幸中の幸い」といえた。

  熊谷優課長は「市民の皆さんから常に要望を聞き、安全安心のために冬期間の交通を確保したい」と市民に理解を求めている。

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