盛岡タイムス Web News 2011年 3月 30日 (水)

       

■ 動物公園に餌が届く 全国の動物園から支援物資

     
  支援物資として盛岡市動物公園に運びこまれる飼料  
 
支援物資として盛岡市動物公園に運びこまれる飼料
 
  盛岡市新庄の盛岡市動物公園(田中光洋園長)では、13日に予定されていた春季開園が地震の影響で延期となっている。29日、全国156の動物園と水族館で構成される日本動物園水族館協会(山本茂行会長)から2度目の餌の支援物資が到着。田中園長によると4月上旬に餌の搬入のめどが立つ予定で、市と協議して開園時期などを調整していく。

  同日は全国の動物園や水族館から寄せられた飼料など約500`が同園に運び込まれた。飼料袋には「人も動物も健康管理に気をつけてください」「がんばれ盛岡」などのメッセージが書かれ、飼料とともに復興を応援する全国からの思いも届けられた。

  飼料を積んだマイクロバスに同乗してきた協会の山本会長は「動物の緊急避難など初期対応は終わり、今後は中期的な人材支援や動物の避難などが必要になる」と話し、協会として動物園の支援を国に要望したいと今後の展望を語った。

  震災後、同園ではガソリン不足により餌の搬入が停止していた。地震による建物の破損や柵の倒壊など大きな被害はなく、備蓄された餌を使用し、1回の量を減らして動物に与えるなどの対策をとっていた。田中園長は「動物園の癒やしの場としての役割を果たし、元気を分け与えることができたら」と思いを語った。


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