盛岡タイムス Web News 2011年 4月 11日 (月)

       

■ 〈幸遊記〉14 照井顕 ホープガールの希望

 「希望/それは/こころ/あふれやまぬ/ひとのいのち/よみがえる草木/朝日とともに/明日へとこころは/かがやいて/忘れられぬ/日々も/子どもたちの/未来のため/こころよ飛べ/夢見る世界へ/希望/あふれて」

  この3月16日、全国発売になった「ホープガール」こと「金本麻里」のデビューアルバムのタイトル曲の歌詞である。ジャズピアニスト(NEA・ジャズマスター)の穐吉敏子さん作曲「ヒロシマ組曲の最終章・第三楽章“希望”」に、あとから詩人の谷川俊太郎氏が詩をつけたもので、穐吉さんの娘さんで歌手の「マンディ満ちる」が歌い話題となった曲。穐吉さんはこの曲を、あのいまわしい9・11のテロ以来、自身のコンサートの最後に必ず演奏する。

  金本麻里もこの曲を歌うようになってから、自身のコンサートやライブではもちろん、リクエストによる2〜3曲の時でも、穐吉さんの心を受け継いで必ず歌い、すでに何百回も人前で歌い続け、ホープガールとして定着している。

  さてその気になるCDの評価、報じられ方ですが、CDの解説者・後藤誠一氏は「歌に込められた作者の魂を表現する歌唱力には聴く者が皆圧倒される」とし、瀬川昌久氏は「9曲中6曲をアカペラで歌ったのが大特色、声量が人並み外れて豊かで音程も確実な未完の大器」という。

  盛岡タイムス(2月4日付)は「大器の予感、豊かな声量と歌唱力」。朝日新聞(2月11日付)は「修行4年ジャズ喫茶に通い磨いた歌声、豊かな太い声量で勝負」。岩手日報(3月5日付)「ジャズ歌姫のホープ、歌唱力に自信がなければ出来ない構成、のびやかな厚みのある声が魅力」。ジャズジャパン(4月号)は「スケールの大きいソウルフルな歌唱でその存在感を印象づける。ある意味挑戦的な構成には彼女の決意も感じられる」。ジャズワールド(4月号)「日本ジャズを標榜する盛岡市“開運橋のジョニー”の照井顕が世に送った新人歌手」。

  インターネットのジャズページ(4月3日アップ)では「穐吉敏子のお墨付きをもらったデビューアルバム。今、筆者が聴くと東北関東大震災の被災者への励ましにも聞こえる。会心作」とある。
(開運橋のジョニー店主)


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