盛岡タイムス Web News 2011年 5月 25日 (水)

       

■ 〈アートは元気の素〉1 えいこ・いのうえ 作る楽しみ贈る楽しみ

     
   
     
  4月29日に取材していただいた記事には、アートの必要性を書いてもらった。これから始めるコラムには、アートの楽しみを書いていきたい。

  「誰かにプレゼントする楽しみ」「それを喜んでもらえる楽しみ」、また「完成する楽しみ」に「鑑賞する楽しみ」が出てくる。

  その楽しみの連鎖を作るために、わたしはテレビで被災地情報を見ては作品をつくっている。

  被災地で励まされるのが、赤ちゃんの笑顔と子どもたちの元気な様子だ。

  今回は、被災後取り寄せた大好きな作家ヘレン・オクセンバリーの絵本「あかちゃんがやってくる」を紹介したい。

  表紙を見ただけで注文したカバーには、谷川俊太郎さん訳で帯がついていた。「ママァ、はやく あかちゃんにあいたいよ」と息子。「もうすぐよ、おおいそぎでやってくるわ」と、お母さんが臨月の大きいお腹で最後まで登場します。

  このお話が、オクセンバリー73歳、バーニンガム75歳(ご夫妻)の共作だった。その力量には驚かされた。

  わたしはオクセンバリーの作品が大好きで、昔、買った絵本についてきた赤ちゃんのお人形を持っていた。うちの子どもたちをあやすときのアイテムだったので汚れている。

  支援の作品を作りたいと言ったら、お友達がコットンを送ってくれた。今回は、それで甚平を作ってみました。子どもの浴衣を広げて作ったので、悪戦苦闘の甚平になってしまった。

  次回は「11ぴきのねことぶた」の絵本から、ポシェットを作ります。
  (盛岡市松園、児童画家)

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