盛岡タイムス Web News 2011年 6月 10日 (金)

       

■ 「修学旅行大歓迎」とおもてなし 仙台市内から小学校4校

     
  仙台からの修学旅行生を迎え入れた応援隊  
 
仙台からの修学旅行生を迎え入れた応援隊
 
  震災の影響で入り込みが減った児童生徒の修学旅行の復活を図り、盛岡市の観光関係者が9日、同市中ノ橋通1丁目のプラザおでって前で歓迎キャンペーンを行った。「盛岡修学旅行応援隊」の約20人が横断幕やさんさ踊りで、仙台市内4校の修学旅行生を迎え入れた。盛岡への修学旅行は、北海道からの来県が主だったが、震災後多くがキャンセルされた。半面、仙台の小学校は原発事故の影響で、会津方面から盛岡方面に行き先を振り替えているという。この機会に盛岡の良さを知ってもらおうと、小さな観光客を歓迎した。

  9日はプラザおでって前の広場に、応援隊の盛岡青年会議所、盛岡手づくり村、盛岡観光コンベンション協会、肴町商店街、ホテル、飲食店の関係者が集まった。東家の本堂満智子主任は「震災で不安に思っている子どももいるかもしれないが、不安を忘れて盛岡が安心して過ごせる町だと知ってもらいたい」と話し、もてなしの心を見せた。

  盛岡城跡公園そばに乗り入れたバスから順次、修学旅行生が降り立つと、鳴り物入りで歓迎し、子どもたちを市内観光に送り出した。

  応援隊の発起人で盛岡手づくり村の佐々木雷蔵さんは「今まで北海道から大勢の修学旅行生が来ていたが、震災後すぐにキャンセルが相次ぎ、何とかしなければならないと関係者が力を合わせた。複雑な気持ちだが、仙台から会津若松に行っていた修学旅行生が盛岡方面に来る動きがある。盛岡がどんなところか知ってもらいたい」と話し、被災県同士の観光の活性化に期待した。

  仙台市太白区の富沢小学校6年の高橋龍馬君はさんさ踊りのおはやしに、「すごかった。盛岡はいろいろなものがあって面白い」と話し、市内観光の思い出を作っていた。


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