盛岡タイムス Web News 2011年 9月 2日 (金)

       

■ がれき処理に業者殺到 県説明会に内外218社

 県は1日、東日本大震災で生じた災害廃棄物の破砕・選別業務に関する説明会を開いた。県内外から218社340人におよぶ申し込みがあり、盛岡市飯岡新田の県環境保健研究センターで3回に分けて行われた。県生活環境部資源循環推進課が業務内容や発注スケジュールを説明。週明けに詳細な処理計画を公表し、それに基づき今月中旬から希望企業の参加受け付けを始める。

  沿岸被災12市町村のうち県に処理を委託した7市町村で、既に業務が動き出した陸前高田市を除く6市町村を4地区に区分して発注する。

  具体的には宮古地区(田野畑村、岩泉町含む)、山田町、大槌町、野田村となる。がれき量は4地区合計で183万7300dと推計されている。

  発注方法は公募型プロポーザル方式で、野田のみ通常の方法を採用する考え。今月下旬に受け付けを閉め切り、10月に審査と結果を公表する。参加要件は共同企業体、必要な一般廃棄物処理施設の許可取得、地元への配慮など。宮古、山田、大槌については受注者が破砕機や選別機による処理ラインを造る。

  ライン整備に関しては県との事前協議3〜4週間を経て、施設の設置許可を得ることになる。これらから現場作業を開始するのは12月になる見通し。業務期間は2013年3月(野田は12年3月)までの見込み。

  説明会では地区単位の1次仮置き場、ラインを設置する2次仮置き場の候補地が示された。柱材・角材、可燃系混合物、不燃系混合物の廃棄物の種類別ライン概要、太平洋セメントなど受け入れ先施設から求められるセメント原料などの処理規格、1日当たり搬出量なども説明された。

  受け入れ先については盛岡広域圏の盛岡市クリーンセンター盛岡・紫波地区環境施設組合清掃センターや岩手・玉山清掃事業所、雫石・滝沢環境組合、八幡平清掃センターも含まれる。


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