盛岡タイムス Web News 2011年 12月 15日 (木)

       

■  中三盛岡店、事業譲渡に向け交渉へ 東京の投資会社と

 青森市の中三(向中野光秀社長)は14日、盛岡市の中三盛岡店について、東京都の投資コンサル会社マイルストーンターンアラウンドマネジメント(早瀬恵三社長)との間で事業譲渡に向けた交渉に入ることを明らかにした。同店は震災直後の3月の爆発事故から閉店中で、中三の民事再生申請に伴い、商業施設としての存続が検討課題となっていた。マイルストーン社は14日、全社分割、株式譲渡の形での事業譲渡交渉と、来春に一部施設の営業を再開し、来年秋にはグランドオープンする方針を示した。

  中三は民事再生計画案の中で盛岡店について「地域に必要な商業施設として再生、復興する」と存続の必要性を認め、「付帯する駐車場とともに売却または会社分割による第三者への移転」も含めた方針を打ち出していた。

  同社は14日、「ガス爆発事故により長らく休店していた盛岡店については従前の発表通り再建の方策を検討しているが、今般、マイルストーンターンアラウンドマネジメント株式会社と、事業の譲渡に向けた基本合意書を締結した」と発表した。

  具体的な条件などは今後の交渉に委ねられる。中三社長室では「商業施設として存続したいという意向をくんでくれている先」と話している。

  マイルストーン社はホームページに「中三盛岡店を、譲り受け後、新たな商業施設として営業再開することを企図している。盛岡市街地区の大型商業施設として中心的な役割を担ってきた盛岡店の歴史的背景を重視し、既存建物設備および人材を活用し、可及的早期の再開を目指す意向」と提載した。

  計画では地下1階に生鮮食品、1階に食品、服飾、雑貨、2階に服飾、雑貨で来春の一部営業再開を目指す。3階以上はテナントを募集し、来年秋にグランドオープンする内容となっている。

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします