盛岡タイムス Web News 2011年 12月 19日 (月)

       

■ 八幡地区の将来像を議論 フォーラム開く

     
  6グループ別に八幡界隈のまちづくりの方向性について検討する参加者ら  
  6グループ別に八幡界隈のまちづくりの方向性について検討する参加者ら  
  もりおか八幡界隈(かいわい)まちづくりの会(明戸均会長)は18日、盛岡市松尾町の盛岡劇場で第2回まちづくりフォーラムを開いた。今回はワークショップ形式で6グループ別に界隈の好きなところや必要な施設などを検討。今後のまちづくりの方向性を議論した。年明けの次回で将来像をとりまとめる。並行して3月には仮称門前市を復活させるなど具体的な事業も開く予定。

  同日は地域住民のほか城南地区福祉推進会や市の関係者ら約40人が参加。6、7人で1グループとなり「私たちが考える八幡界隈のまちづくり」をテーマに▽好きなところ▽なぜ人が来ないか▽欲しい店、施設設備▽具体的な改良方法−を検討。それぞれが考えた将来像を発表した。

  その結果、「立ち寄れるトイレが少ない」「駅から遠い」「駐車場が少ない」「空き店舗が多い」「夜に比べて昼間の開店が少ない」「夜が暗い」などが多く意見として出た。「肴町など近隣とつながっていない」との指摘も。

  「若い人は減ったが、お年寄りには優しいまち」「身近に声をかけてくれる人がいる」など昔ながらの商業集積地の良さを強調するグループもあった。

  今後に向けては、八幡宮との連携や古くからの門前町として門前市の復活について提案があった。焼き鳥など飲食の香り、門前町で出る音など五感に訴える意見、八幡通一帯がスーパーマーケットとなる店舗集積を主張するグループも。空き店舗の公園化やパワースポット発掘、名物づくりなども出た。

  明戸会長は「内容は共通している点が多い。八幡宮を中心としたまちづくりや昼の商店街を盛り上げれば人が集まり、にぎわいが出るかもしれない。どういう店が良いかは今後の議論だし、公園など休憩施設も出てくる。古いのはマイナスイメージだけでなく活動によってプラスにもなる」と話していた。

  まちづくりの会では来年1月29日に3回目のフォーラムを開催。今回の結果を踏まえ、活性化や安全快適なまちづくりへの具体策をまとめ、アクションプランに反映させ、八幡再生のロードマップとする。

  今後の事業構想としては▽空き店舗調査▽商店街のニーズ調査▽仮称狸神社設置▽下町劇場復興祭▽八幡界隈、河南地区地域振興券発行−などを検討。界隈を含む城南地区地域づくり計画が来年3月をめどに策定されることから、事業の位置づけなども話し合われる見通し。

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