盛岡タイムス Web News 2011年 12月 29日 (木)

       

■ 〈風まかせ〜鉄道さんぽ〉453 C6120号機試運転

     
   
     
  C61は日本のSLの中では大型の部類だがその運転台はシンプルでさほど広くない。大人が2人、機関士と助士が乗るといっぱいになるほど。写真の中央に見える二つのレバーはブレーキ弁で編成全体にかける自動ブレーキ弁(下)と機関車だけにかける単独ブレーキ弁(上)がある。右端は水面計でボイラーの水位を見るもので助士席側にももう一つある。水面計の隣は時刻表差し、時計置き、圧力計、速度計が並ぶ。速度計の上はATS自動列車停止装置。ブレーキ弁の左にあるのは逆転ハンドルで前進、後進の切り替えをする。時刻表差しの隣にあるレバーは加減弁ハンドルといいシリンダー・ピストンに送る蒸気の量を加減する。自動車のアクセルに相当する。石炭はボイラーの火室にくべる。火室の中で燃える石炭は火床とよばれ、これをうまく作るのが機関助士の役目で蒸気の上がりを左右する。
(佐々木康宏)


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします