盛岡タイムス Web News 2011年 12月 30日 (金)

       

■ 〈潮風宅配便〉80 草野悟 うれしい応援TOTOさん

 大震災から9カ月。被災者の友人に会うために12月9日に普代村に早朝行きましたら、なんと峠が氷点下8度。超厳しい寒さに運転する手も震えました。これから毎日辛い寒さを何カ月も…被災された方々のお気持ちまで凍らないことを願っています。

  三陸鉄道を勝手に応援する会の岩手沿岸漁業者応援募金にたくさんの支援をしてくれた会社があります。

「TOTO」さんです。トイレでおなじみの大メーカーさんです。

  この会社さんのイベントで「お客様感謝祭」というのが茅ケ崎などの「リモデルクラブ店」という関係先で行われ、大震災支援募金を行ってくれました。沿岸支援で宮古を訪れていた社員の方々が当会の宮古支部の梁山泊「うちだて」に客として来ており、そのときに「漁業者応援募金」に寄付してくれました。

  そうしたら、会社挙げて行っているイベントでの募金まで振り込んでくれたのです。人の縁、被災地でのつながりって本当に素晴らしいですね。

  「なぜ私たちの会に応援を?」とお聞きしましたら「目に見える応援がしたい」という理由でした。私たちはご高齢で支援が届かない漁業者の人たちを応援していますので、目的がはっきりしているということです。ありがたいですね。

  先月1艘贈りましたので、2艘目の漁船に使わせていただきます。陸上でも厳しい真冬ですが、海の上はさらに厳しさを増します。そんな中、生き残った漁師さんたちが、冬の鮑(あわび)漁に取り組み始めました。

  ほぼ12月から「口開け」となる鮑漁に生きがいを感じると鍬ケ崎の老漁師さんはうれしそうに話していました。TOTOさんはじめ多くの支援者の皆さん、本当にありがとうございます。

(岩手県中核観光コーディネーター)

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