盛岡タイムス Web News 2013年  7月  8日 (月)

       

■  盛岡劇場100周年へ花舞台 大正2年開館 世紀の節目にもりげき祭 河南園芸フェスで皮切り

     
  開場100周年を迎えた盛岡劇場  
 
開場100周年を迎えた盛岡劇場
 


  1913(大正2)年の開場から100年を迎えた盛岡市松尾町の盛岡劇場(千葉芳幸館長)で7日、第23回もりげき祭(河南町内会連絡協議会、市文化振興事業団主催)が開幕した。同日は地域の方々や劇場の利用者が出演する「第23回河南演芸フェスティバル」が開かれた。客席に詰め掛けた多くの観客を前に歌や踊りなどを披露した。

  41の個人と団体、計245人が出演した演芸フェスティバルは、毎年恒例となっている門町内会の大正琴で開幕。それぞれが日ごろ練習した大正琴、中国伝統舞踊、新舞踊などを披露した。

  八幡第一町内会の睦祐利恵さんと睦みづ恵さんは、新舞踊「あばれ太鼓」で出演。祐利恵さん(51)は「盛岡劇場はよく訪れている。100年という歴史の節目に出演できて光栄に思う。機会があればこれからも行事に参加し、地域を盛り上げたい」と話していた。

  開会式で河南町内会連絡協議会の下田啓太郎会長は「フェスティバルが続けてこられたのは、地区の皆さまをはじめ多くの方々が劇場に寄せる思いと、支援のたまものである。地域と一体となった取り組みは、東北地方はもとより全国的にも知れわたる。改めて感謝する」とあいさつ。

  来賓の谷藤裕明盛岡市長、盛岡劇場通り地域振興会の千葉正会長が祝辞を述べた。

  開場100周年の記念式典は9月23日午後3時から、同館メインホールで開催される。盛岡劇場開場100年祈念協賛会では前夜祭も計画している。

  今年のもりげき祭は演芸フェスティバルを皮切りに3本建て。13、14日に劇団・風紀委員会による演劇「衛兵たち、西高東低の鼻を嘆く」が、8月31日と9月1日にマーブル局の演劇「ミッドナイト☆サイクリング」が、どちらも同館タウンホールで上演される。チケットは同館などで販売されている。

  盛岡劇場は1913年9月、盛岡の芸術の拠点として開場。日本初の洋式劇場である帝国劇場の開館から2年後の開場で、東北初の近代的演劇専用劇場だった。後に「谷村文化センター」と改称するも83(昭和58)年に一度閉館。盛岡市の市制100周年記念事業の一環として90(平成2)年7月に現在の形で再建。演芸フェスティバルは再建を機に、以後毎年開催されている。


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