盛岡タイムス Web News 2013年  7月  11日 (木)

       

■  汗と涙と感動の暑い夏 県大会に72チーム 高校野球が開幕


     
  開会式で多くの観客を前に堂々と行進する盛岡南の野球部員  
  開会式で多くの観客を前に堂々と行進する盛岡南の野球部員
 

  第95回全国高校野球選手権記念岩手大会(県高野連など主催)が10日、開幕した。同日午前10時から盛岡市三ツ割の県営球場で開会式が開かれ、出場する72チームが堂々と行進した。大会は21日までの12日間(休養日含む。雨天順延)。県営、花巻、八幡平、森山の4球場で、甲子園出場を懸けた球児たちの熱戦が繰り広げられる。

  開会式には多くの野球ファンや保護者、チームの応援団が詰めかけた。朝から降り続いた強い雨も式の直前にはやみ、選手たちは胸を張って球場を一周した。

  県高野連の眞下徹理事長は「東日本大震災津波から2年4カ月。その間、選手諸君の胸に刻まれたさまざまな思いと、野球で培った全ての思いを込めた素晴らしい戦いが繰り広げられると期待する」とあいさつし、開会を宣言した。

  大会会長である藤原斉県高野連会長は「今年も汗と涙と感動の暑い夏が来た。入場行進した選手諸君の堂々たる姿、引き締まった表情を見て、素晴らしい大会になると確信している。岩手が勇気と感動で満ちあふれることを期待する」と述べた。

  選手宣誓は花巻農の伊藤太希主将。「私たちはいま最高の仲間とともに、最高の舞台に立っている。この場で大好きな野球ができるのは、私たちを支えてくれた家族、仲間、指導者、全ての人たちのおかげです。感謝の気持ちを忘れず、県内72チームの高校球児全員がそれぞれの思いを胸に、夏の大会に臨む」と宣誓。郷土の生んだ詩人、宮沢賢治の作品を引用し「『険しき旅の/なかにして/われらは光の道を踏む』とある。私たち高校球児は最後まで諦めず、自分を信じ、仲間を信じ、ひたむきなプレーで栄光と光の道を目指し、戦い抜く」と声高らかに誓った。

  同日は県営球場で1回戦2試合が行われた。

  開会式終了後、県内の高校野球の発展に貢献した4人が特別表彰された。表彰者は次の通り。(敬称略)

  ▽都道府県表彰 千葉春夫(元県高野連副会長、理事長)
  ▽「育成功労賞」表彰 千葉隆正(元浄法寺高野球部長)
  ▽特別表彰 佐々木淳(前県高野連会長)田巻晃(前県高野連理事長)


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