盛岡タイムス Web News 2013年  10月  14日 (月)

       

■  「赤れんが」の模型で義援 平金商店 岩銀旧本店をクラフトに 売り上げから復興に寄付


     
  平金商店が販売する岩手銀行の赤れんがの模型  
  平金商店が販売する岩手銀行の赤れんがの模型
 

 盛岡市の平金商店(平野佳則社長)は岩手銀行旧本店本館のペーパークラフトを発売し、売上金の一部を東日本大震災津波の義援金に充てる。ペーパークラフトは盛岡市中ノ橋通1丁目の赤れんがを、約150分の1の縮尺で模型化した。正面のドームや入り口の張り出し、天井の飾り窓など原形通り。国の重要文化財を立体化して手元に置くことができる。15日から発売し、震災復興のため県に25万円を寄付する。

  平金商店はこれまでに盛岡城の天守閣のペーパークラフトを発売し、赤れんがの岩手銀行は第2弾。城が好評だったことから、盛岡を代表する歴史的建造物として取り上げた。10枚の型紙で構成され、それぞれに屋根や壁面の展開図を印刷した。切り抜いてのり付けし、各所を組み合わせて出来上がり。細かい部品が多く難関もあるが、中学生なら6時間程度で完成する。組み立て説明と建物の沿革の解説付き。壁面は22a×18a、高さは16a。

  平金商店事業開発部の遠畑賢一部長は「中ノ橋通の赤れんがは盛岡の象徴で、観光名所でもある。岩手殖産銀行だった時代から、県の産業を振興してきた伝統があるので、ペーパークラフトも震災復興のため役立てたい」と話した。5千部製作して1部840円で販売し、うち50円を震災復興の寄付に充てる。寄付金分は取りまとめ、15日に県保健福祉部に25万円を贈る。

  赤れんがは東京駅を手がけた辰野金吾と盛岡市出身の葛西萬司の設計で、東京駅の復元工事とともに、建築的に注目を集めている。

  遠畑部長は「お土産として東京に持っていってもらえば、赤れんがも注目される。盛岡に見に来てもらいたい」と話し、観光への効果も狙う。15日から平金商店パステル館などで発売。


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