盛岡タイムス Web News 2014年  4月  27日 (日)

       

■ エコアス広場オープン 循環型社会、再生エネ発信を

 

 

     
  盛岡市エコアス広場でネイチャーゲームを楽しみ、生物同士のつながりや環境との関係を学ぶ、高松小と緑が丘小の児童  
  盛岡市エコアス広場でネイチャーゲームを楽しみ、生物同士のつながりや環境との関係を学ぶ、高松小と緑が丘小の児童
 

 今月、盛岡市上田の旧競馬場跡地に完成した、市エコアス広場(環境学習広場)のオープニンブセレモニーが26日、同広場で行われた。地元町内会や近隣の小学生、市の関係者ら約70人が参加。広場を活用し、地球に優しい循環型社会や再生可能エネルギーについて学び、発信していくことを誓い合った。

 谷藤裕明市長は「環境学習の場として大いに利用してもらいたい。二酸化炭素の削減、再生可能エネルギーの活用など、市の環境基本計画の実現に一層、力を注いでいきたい」とあいさつ。地元町内会などでつくる上田・緑が丘地区振興懇談会の国吉久俊副会長(73)は「環境ゾーンの完成は、地元の長年の夢。大人も子どもも楽しめる場に」と喜びを語った。

  エコアス広場の命名者の高橋善雄さん(67)=同市西仙北=や高松小、緑が丘小の児童の代表らも加わってテープカットし、広場のオープンを宣言。広場内の「いこいの花畑」に谷藤市長と児童らがキバナコスモスの種をまき、完成を祝った。

  このあと、両校の5、6年生の希望者約40人が、生物同士の関わりや環境の役割を考えるネイチャーゲームに挑戦。緑が丘小5年の田頭由希乃さんは「ウサギとキノコなど一見、関係ないような生物も自然の中でつながっていることが分かった。自然豊かで、たくさんの生物もいそうな場所ができてうれしい」と笑顔で話した。

  旧競馬場跡地の環境ゾーンとして整備された同広場は約2・2f。生ごみや汚泥を基に作った、たい肥で花を育てる「いこいの花畑」(約3600平方b)、太陽光や風力を利用した照明、井戸がある「光のガーデン」(約5300平方b)、野鳥や昆虫を観察する林と水辺空間を配置した「観察の木陰」(約5300平方b)から成る。園内の照明は太陽光や風力で調達。園路にも廃ガラスや廃木材を活用した舗装材を使用するなど、広く環境について学べる工夫がしてある。

  市は今後、広場を活用し、生ごみをたい肥にする段ボールコンポスト教室や草花の観察会などを定期的に開催。環境学習の場としての利活用をアピールしていく。

 


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