盛岡タイムス Web News 2015年  1月  10日 (土)

       

■ 「盛岡ブランド」を明確化 盛岡市 新年度から第2次推進計画 意識共有と情報発信



     
  第二次盛岡ブランド推進計画案について協議した戦略会議  
  第二次盛岡ブランド推進計画案について協議した戦略会議
 

 盛岡市は2006年1月の盛岡ブランド宣言に伴い、取り組んできた盛岡ブランド推進計画の計画期間が14年度で終了することから、第二次盛岡ブランド推進計画の策定を進めている。時代の変化などを踏まえ、一次計画で10年だった計画期間を二次計画では15年度から19年度までの5年に短縮する。9日の盛岡ブランド推進戦略会議(議長・谷藤裕明市長)で計画案が示された。

  計画策定の目的は、市民一人ひとりが自分たちのまちに対する誇りや愛着を抱く「シビックプライド」の醸成と盛岡の価値や魅力を積極的に市内外に発信する「シティープロモーション」の推進により、盛岡ブランドの一層の浸透を図ること。盛岡ブランドのイメージを表すキャッチコピーの「もりおか暮らし物語」、ロゴマーク、盛岡ブランド宣言は前計画を継承する。

  第二次計画では、新たに盛岡ブランドの定義を第2章に盛り込んだ。盛岡の価値や魅力として、自然や歴史、先人の築き上げてきた伝統・文化、歴史的建造物や古い街並みなどの風景、特産品や芸術文化、人情などを掲げ、それらが脈々と続く人々の暮らし「物語」の中から生まれている点に着目し▽自然と暮らしの物語▽暮らしと伝統の物語▽先人と文化の物語▽人と人を紡ぐ物語│の四つの物語として整理した。

  盛岡ブランドが交わす約束として、盛岡の価値や魅力とそこから生まれる安心や信頼といったイメージを含めて「盛岡ブランド」と位置付ける。盛岡ブランドを磨き上げ、大切に守り続けることにより、盛岡ブランドに対して抱く期待や信頼を約束する。

  盛岡ブランドを構成する主要事業は、一次計画ではポイ捨てのないきれいなまち、女性に優しいまちなど、多岐にわたっていたため、総花的で分かりづらいとの指摘もあった。第二次計画では、盛岡の価値や魅力に関連が深い事業に絞り込みを行い、「市民・事業者との意識共有」「情報発信の強化」の二つを戦略に掲げ具体的な取り組みを進める。

  市では3月の第4回盛岡ブランド推進本部会議に第二次計画案を諮った上で、14年度内に策定する。

  9日の盛岡ブランド推進戦略会議の冒頭、谷藤市長は「10年間で盛岡ブランドの全国的な知名度は大きく高まり、計画を策定し、PRに取り組んできた成果が着実に現れている。一方、ソーシャルメディアなどを積極的に活用した情報発信やシティープロモーションを見据えた首都圏への情報発信を強化していく必要があり、今後も切れ目なく盛岡ブランドを推進したい」と話した。


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