盛岡タイムス Web News 2015年  9月 18日 (金)

       

■  県議会 主導権は改革岩手・創生に 議長に田村誠氏、副議長は工藤大輔氏 自民ク側を僅差で制す

 

     
  就任会見をする田村誠議長(左)と工藤大輔副議長  
 
就任会見をする田村誠議長(左)と工藤大輔副議長
 

  県議会臨時議会は17日招集され、本会議が開かれた。正副議長選が行われ、投票の結果、議長に第1会派・改革岩手の田村誠氏(67)=選挙区・大船渡、5期=、副議長に第4会派・創成いわての工藤大輔氏(44)=九戸、5期=が選出された。第2会派・自民クラブが主戦論を決め、第3会派・いわて県民クラブと手を組んで正副議長を狙って対抗した。ところが態度を保留していた創成の全員が土壇場で改革岩手と同調。いずれも僅差でポストを獲得した。

  県議会の田村誠議長、工藤大輔副議長は17日、就任会見を開いた。田村議長は「単独過半数を確保する会派がなく、議会としていろいろ議論をしていく必要がある。議会の機能を果たしていくには役割分担があるので、それぞれの立場で汗をかいてもらい、議会として公正かつ円滑な運営に努める」と抱負を語った。

  正副議長選は対抗馬を立てた第2、第3会派と僅差だった。田村議長は「それぞれ会派の考え方がある。僅少差なので議会運営はかなり慎重にする必要がある。意見を聞きながら円滑な運営を心掛けたい」と述べた。

  県議選では16選挙区のうち田村議長の大船渡(定数1)と工藤副議長の九戸(同)を含む6選挙区、48人中8人が無競争当選だった。盛岡市や滝沢市などで投票率5割を切るなど低投票率も進む。

  田村議長は「議員それぞれが果たすべき役割もある。これまでの傍聴や親しんでもらう仕組みを再検討し、もっと身近に感じてもらう議会にしたい。来年参院選から選挙権を有する18歳以上との連携などさまざま考えたい」と説明した。

  工藤副議長は「できるだけ多くの民意が伴って代表者が選出されることを絶えず求め、どうあるべきか考えるのが大事。より身近で、より県民に近い議員であるという活動を通じて投票率が高まるよう努力したい。改選後2年が経過すると定数についても議論され、今後の在り方について検討を進めることになる」と述べた。


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