盛岡タイムス Web News 2015年  10月 11日 (日)

       

■  達増知事 釜石W杯、ILCで協力要請 安倍改造内閣 高木復興相と会談

 

     
   達増知事と会談する高木宏寿復興政務官(中央奥)と高木毅復興相(右)  
   達増知事と会談する高木宏寿復興政務官(中央奥)と高木毅復興相(右)
 

 高木毅復興相(衆院福井2区)=自民=は10日、就任後、初めて本県入りし、達増知事らと会談した。「被災地の復興は安倍改造内閣にとって取り組むべき一丁目一番地の最重要課題。5年たったら復興も進んだと言ってもらえるような状況にしなければ」と語り、2016年度からの復興・創生期間に向け、なりわいの再生や生活再建などに力を入れる考えを示した。

  高木復興相は、新任の高木宏寿復興政務官(衆院北海道3区)=自民=とともに、県庁を訪問。達増知事や県の中村一郎復興局長らと復興の現状について約20分間、意見を交わした。

  達増知事は、いまだ2万4千人余りが応急仮設住宅で暮らしていることや、新たなまちづくりで、土地の集約に膨大な時間を費やしていることなど課題を説明。「復興のまちづくりや住まいの再建といった事業は膨大で長期にわたる。今年度からが実質的な事業のピーク。これまで以上に、きめ細かく取り組んでいくことが重要」と述べ、新年度予算編成における復興予算の確保など国の継続的な取り組みを求めた。

  復興を象徴するラグビーワールドカップ2019開催に向けた釜石スタジアムの建設や北上山地への国際リニアコライダー(ILC)の整備についても協力を要請。高木復興相は会談後の記者会見で「釜石へのラグビーワールドカップの誘致は大変意義がある。復興が成った姿を世界に発信する良い機会」、ILCに関しても「被災地に夢を持ってもらえる計画」と理解を示し、復興庁としても努力するとした。

  高木復興政務官も「住宅再建、産業やなりわいの再生、被災者の心のケアといった早急に対応しなければならない課題が残っている。復興は上の段階に進むと新たな課題も出てくる。できるだけ現地に足を運んで現場の声に耳を傾け、きめ細やかな対応をしたい」と述べた。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします