盛岡タイムス Web News 2015年  12月 7日 (月)

       

■  〈幸遊記〉256 高橋幸悦の1984・FMジャズナイト


 2015年の今年30周年を迎えたFM岩手、その記念の特番で10月1日の深夜に「復活一夜限りのオールザットジャズ」が放送され、僕の声を聞いたよ!という方が何人かいて気を良くしていたら、翌11月、岩手大学や名古屋大学の教授たちと一緒に来店した宮城県砕石協会・専務理事の高橋幸悦さんがマスターも一緒にと言うので、ワインをごちそうになりながら会話。

  彼は、かつて陸前高田にあったジョニーにも盛岡の地下にあったジョニーにも来たことがあって、一度は僕が長崎に行く(穐吉敏子さんのコンサート)時で、店の中ですれ違ったという。すみません。その彼から出た話が「FM仙台に出たことありましたよね」だった。「あー!とっくの昔に忘れていましたが、出た記憶があります。確か板橋恵子さんの番組だったような?」と僕。

  彼は「ジャズ喫茶といえば外国ミュージシャンの演奏が定番なのに、陸前高田のジョニーは、開店10年目を迎えても、ずーっと日本のジャズ専門。しかも日本の知られていないミュージシャンのレコードまで作って世に売り出すことをやっていて、そのレコードをかけていましたよね」と、彼の口から出てきた内容に僕はビックリした。「当時僕は30代半ば、のめり込んでジャズ番組を聞き、録音し毎日寝る時に聞いていた。ところがあの放送を聞いて照井さんにあこがれ、リタイヤしたらジャズ喫茶のおやじになりたい、が夢でした。なのに、まだサラリーマンやっててね」と笑う67歳の彼。そのFM仙台の放送(1984年11月24日)がCDにダビングされ2015年11月18日僕の手元に届いて感激!

  さらに、数日後には、失業して奥さまの実家(山形)で世話になっていた時、関わったサックスの故アート・ペッパー・コンサートを録音したそれが2枚組のCDになってるんですよと、その「ライブアット・ヤマガタ?78」(販売・バップ、90)のCDも送ってくれた。もう少ししたら、当時の穐吉敏子さんが出たNHK-FMやスタジオライブの放送などCD化して贈るという。奥さんに捨てると言われて車のトランクに緊急避難させたカセットテープがこんなに喜ばれるとは!と電話の向うでうれしそうでした。
(カフェジャズ開運橋のジョニー店主)


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