盛岡タイムス Web News 2016年  1月 3日 (日)

       

■ スタートへの鼓動@ いわて国体冬季大会 白銀の精鋭たち キッズ1期の夢滑走 スケート競技スピード種目 濱田芽生子さん(県立大2年)

     
  スーパーキッズでスピードスケートと出合い、希望郷いわて国体への出場を目指す濱田さん(先頭)  
  スーパーキッズでスピードスケートと出合い、希望郷いわて国体への出場を目指す濱田さん(先頭)  


  第71回国体(希望郷いわて国体)冬季大会は、スケート・アイスホッケー競技会が1月27日から31日、スキー競技会が2月20日から23日の日程で開催される。本県初の完全国体として開催される希望御郷いわて国体の幕開けとなる冬季大会。県勢を勢いづける活躍が期待される本県の選手・チームを紹介する。(全4回)

  希望郷いわて国体冬季大会スケート競技の成年女子スピードで入賞を目指す濱田芽生子選手(県立大総合政策学部2年)。「競技歴は他の選手と比べても短いと思う。高校からスピードスケートを始めても、しっかりと戦えることを見せたい。500bとリレーでの出場を目指している。しっかり入賞したい」と抱負を語った。

  濱田選手がスピードスケートに出会ったのは5年前。当時の濱田さんは、県体協と県教委が協力して実施しているプログラム「いわてスーパーキッズ」の一期生として、さまざまな競技を体験した。

  そんなある日、事業の一環としてスピードスケート指導者の平間茂英教諭(盛岡農業高)の講話を聴いた。「それまではバスケットをしていたんですが、それも中学で始めたもの。本気で打ち込めるものが無かった中、これだ、と思いました」と当時を振り返る。

  感銘を受けた濱田選手は、中学3年から本格的にスピードスケートに転向。高校も、自宅のある遠野市から遠く離れた盛岡農に進学。仲間とともに寮生活を送りながら、3年間スピードスケート漬けの青春を送った。高校卒業後は県立大に進学。「スーパーキッズで学んだ栄養学も生かし、食事も自分で作っています」とスーパーキッズでの経験を最大限に生かし、競技に専念している。

  「高校での3年間は、特に精神面が鍛えられた」と語る濱田選手。15年1月から2月にかけて開催された第70回国体スケート競技会(2015ぐんま国体)では、成年女子1000bで6位に入った。

  現在は得意のスタートに加え、最後の直線での粘りを強化すべく、日々練習に励む。

  高校時代から慣れ親しんだ県営スケート場(盛岡市みたけ)でスピードスケートが行われる。「地元開催の国体に出場できるという機会はなかなかない。恵まれた環境の中で競技ができることを幸せに思う」と地元での大舞台を楽しみに待つ。 (佐々木貴大)


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