盛岡タイムス Web News 2016年  2月 14日 (日)

       

■  地熱温水で特産ピーマン 八幡平市 ローソンと実証実験、販売


 八幡平市とコンビニエンスストア大手のローソン(本社東京)は、地熱温水利用ビニールハウスを改修した地熱温水利用農業の実証実験を行う。企業組合八幡平市地熱活用プロジェクト(船橋慶延代表)が熱水ハウスでピーマンを生産。同社は流通販売を担い、3月1日から県内約80店のローソンと関東のローソンストア100の一部店舗で販売開始する。

  12日の同市臨時記者懇談会で発表した。

  同市は生産者から借りたハウスを、栽培委託の形で別の農業者に提供し、栽培に適した作物、若手農業者による持続可能な農業形態を、ローソンと共同で検証する。若手農業者が室温管理や必要な温水量などのデータ収集管理を行い、栽培ノウハウを習得。農業による地方創生を目指す。同社は実証実験の結果を踏まえ、2016年末にローソンファーム設立も検討している。

  今回の実験栽培で育てるのはピーマン約700株。収穫期は3月から6月で5d以上の収穫を見込む。収穫されたピーマンは「八幡平ピーマン」の商品名で販売。ローソンでは100c税込み128円、ローソンストア100では2、3個入りを税込み108円で販売する予定。

  同市は合併前の1984(昭和59)年、松川地熱発電所からの熱水活用によるハウス栽培の供用を開始。花卉(かき)などを生産していたが、生産者の高齢化などでハウスは十分に活用されずにいる。



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