盛岡タイムス Web News 2016年  3月 2日 (水)

       

■  県勢入賞40、178点で4位 2巡目(88年)以降で最高成績 目標点に及ばぬも いわて国体冬季大会終了


 第71回国体(希望郷いわて国体)冬季大会は、2月23日のスキー競技会の表彰式により幕を閉じた。スケート・アイスホッケー競技会からの通算で178点を獲得して4位につけ、1988年以降の2巡目国体以降で最高成績となった。スケート陣とスキーのノルディック陣を中心に入賞を重ね、昨年の群馬冬季国体比較で53・5点を上積み。目標の152点(スケート・アイスホッケー)、80点(スキー)、には届かず、競技別での不振はあったが、9月の水泳競技、10月の本大会へ良い形でバトンをつなげた。(得点はいずれも参加点含む)

  冬季大会ではスケート・アイスホッケー競技のみで得点は125(群馬62)点で、昨年の冬季大会の通算得点を上回っていた。順位も昨年の群馬冬季国体の16位から大きく躍進し8位に。入賞数は29で、昨年の11から大幅に増加した。地元国体での重圧で昨年より順位を落とす選手もいる中、ショートトラックでは成年男子1千bの村竹啓恒(県体協)が唯一の1位を勝ち取り、スピードでは連日の入賞ラッシュに沸き、得点を大きく伸ばした。

  スキー競技では53(群馬62・5)点を獲得。ノルディック陣が安定の活躍をみせた。主力級選手を1人を欠く中、入賞10を挙げる奮闘。少年男子コンバインドでは三ケ田泰良(盛岡中央高3年)が、成年男子Bのジャンプは永井健弘(盛岡市役所)がそれぞれ1位に輝くなど、期待通りの結果を残した。一方、アルペン勢も主力1人を欠き、入賞1に留まるなど、例年通りの不振に泣いた。地元国体を契機に、今後の選手育成、強化に向けた対策は急を要するだろう。

  3競技合わせて、昨年よりも大きく得点を伸ばす結果となった地元での冬季大会。ただ、いわて国体に向け、スキー競技でも群馬までは毎年順調に点数を伸ばしていた。2巡目国体の冬季最高成績を収めた一方、選手強化が実を結ばなかった競技の存在は本大会に向け、わずかに不安を残す結果になったともいえる。

  第70回国体の天皇杯(男女総合成績)での本県成績は1099点で、同国体8位入賞の福岡県1519・5点との差は約420点。県勢は昨年の本大会で974・5点を獲得しているが、地元国体での入賞の目標を果たすには、さらなる奮起が求められる。

  県選手団の川口仁志総監督は冬季大会終了後「目標点数には届かなかったが、冬季大会の選手らの頑張りは、本大会に向かう選手らもひしひしと感じていると思う。まだまだ点数を伸ばせたとは思うが、本大会につながる結果だと考えている」と話し、秋に向け期待を込めた。


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