盛岡タイムス Web News 2016年  5月 29日 (日)

       

■ 新設の山岸出張所落成 盛岡中央消防署 地元住民も集いお祝い

     
  盛岡中央消防署山岸出張所落成式でまとい振り、はしご乗りを披露する地元消防団  
  盛岡中央消防署山岸出張所落成式でまとい振り、はしご乗りを披露する地元消防団
 


  盛岡中央消防署山岸出張所(中村義昭所長)の庁舎落成式は28日、盛岡市山岸6丁目の同庁舎で開かれ、消防職員、工事関係者、地域の町内会などから約150人が参加し、地域防災・消防の要となる庁舎の落成を見守った。地元消防団によるまとい振り、はしご乗りも披露された。

  同庁舎は、盛岡中央消防署の新築移転に併せて整備された。山岸地区にはこれまで消防分署はなく、新設によって消防署所の適正配置と災害時における初動体制の確保を図る。

  盛岡地区広域消防組合管理者の谷藤裕明同市長は「山岸出張所は、地域の皆さまの安全安心を守るとともに、自主防災活動などの拠点としての機能を持ち、消防防災行政をさらに推進していくための要となる。職員には歴史あるこの地に建設された庁舎に消防の新たな歴史の第一歩を築かれるとともに、決意を新たに消防使命の達成のため、なお一層の精進をお願いしたい」と式辞を述べた。

  佐藤栄一同市議が祝辞を述べ、テープカットが行われた。まとい振り、はしご乗り、山岸さんさ踊り保存会による大黒舞が披露され、参加者から大きな拍手が送られた。

  同庁舎は、鉄筋コンクリート造2階建て、延べ床面積653・99平方b。工事は、山岸出張所の設計・建設のほか盛岡中央消防署庁舎の移転・新築、維持管理業務などを一括契約したPFI方式を採用。総事業費は47億8286万円。6月1日から業務を開始する。

  庁舎事務室内には、工事に伴う発掘調査で出土した新茶屋遺跡の出土品も展示されている。

  庁舎内を見学した山岸6丁目の67歳の女性は「女性仮眠室など女性用の施設も充実して、立派できれいな庁舎。地域に出張所があると安心感があるが、家庭でも防火について話し合っていきたい」と話していた。

  豊村徹也山岸地区町内会連合会会長は「本地域は急傾斜などの課題もあり、防災は消火活動にとどまらない。出張所の開設を機に、地域住民の防災への意識をより高めていきたい」と話していた。自主防災組織として、山岸出張所消防懇談会を立ち上げる準備も進めている。


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