盛岡タイムス Web News 2016年  8月 11日 (木)

       

■  トレイルに新コース きょう山の日 岩手山―八幡平―安比高原 前森山〜茶臼岳の6キロ


     
  50`トレイルの新コースと周辺の地図  
 
50`トレイルの新コースと周辺の地図
 

 11日は創設された「山の日」。八幡平市は「岩手山・八幡平・安比高原50キロトレイル」に新たなコースとして、安比高原スキー場周辺の前森山(標高1303・8b)から十和田八幡平国立公園内の茶臼岳(1578・2b)のコースを整備した。茶臼岳登山口から新コースを楽しむ人たちが訪れている。自然豊かな八幡平と岩手山の新たな魅力が誕生した。

  新コースの全長は約6`。前森山、西森山(1328b)、屋棟岳(1397・3b)、大黒森(1446b)、恵比寿森(1496b)を結び、茶臼岳コースに合流する。八幡平山頂(1613・3b)を目指すことも可能だ。

  新コースに入るためのルートは二つ。一つは、前森山から安比高原スキー場のゴンドラを利用。山頂から西森山を目指す。もう一つは、雪の回廊で知られる八幡平アスピーテライン途中の茶臼岳登山口から入山する。

  同市商工観光課によると、整備は山の日開始と同公園の八幡平地域指定60周年を記念し、同市観光協会からの声掛けで始まった。コースの一部が国有林内にあるため、同市が岩手北部森林管理署に登山道利用の整備許可をもらい6月下旬ころから整備。刈り払いなどを進め7月上旬に完成した。大黒森周辺は旧八幡平スキー場のゲレンデだった。山スキーヤーの間で親しまれていたが、今後は夏山の利用客も期待される。

  山の日制定についても関係者の期待は大きい。環境省は7月25日、国立公園をブランド観光地として世界にPRするモデル事業に、八幡平国立公園など8カ所を選定した。

  雫石町の深谷政光町長は「地域指定60周年の年に選定され、観光など大きな展望が開けると思う。四季を通じた観光誘客が期待できる」とコメントした。

  北東北山岳ガイド協会の三浦明夫事務局長は「八幡平に新しいトレイルコースも完成した。山の日をきっかけに、山が注目されるのは良いこと。私たちも微力ながら登山道の刈り払いなどをする。山の日を一過性にはせず、登山者に山の知識を教えて、安全で楽しい登山が広まることを願う」と期待した。

 


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