盛岡タイムス Web News 2016年  10月  23日 (日)

       

■ 希望郷いわて大会 第16回全国障害者スポーツ大会 北の大地に3400人参集 3日間の熱戦 北上できのう開会式 

     
  入場行進で大会に向けた決意を示す本県選手団  
 
入場行進で大会に向けた決意を示す本県選手団
 


  第16回全国障害者スポーツ大会「希望郷いわて大会」は22日、開幕した。全国から選手3324人が参加し、24日までの3日間、県内8市町で実施される競技に臨む。北上市の北上総合運動公園北上陸上競技場では皇太子殿下ご出席のもと開会式が開かれ、国内障害者スポーツの祭典、そして1月から開催されてきた希望郷いわて国体・大会の締めくくりとなる大会の幕開けを飾った。

 開会式には、各地の選手団総勢約3300人を含む総勢1万8600人が出席。各地の選手団は北から順に入場行進した。本県選手団は全選手団のうち最後に入場。ボウリングの三島弘太郎選手(しらたき工房)を先頭に約380人が真剣な表情で行進し、大会に掛ける意気込みを示した。

  1日から11日まで本県で開催された第71回国体「希望郷いわて国体」で分火された炬火は、第1走者で共に陸上に出場の千葉直希選手(会社員)と小野寺静子選手(わ〜くす城南)、第2走者で卓球に出場の菅原直哉選手(一関市体協)とアーチェリーに出場の武田さち恵選手(岩手医大)を経て、最終走者で共に陸上に出場の北村大吾選手(盛岡峰南高等支援学校)と菊池美香選手(障がい者福祉サービス事業所北萩寮)により、再びフィールド内の炬火台にともされた。

  大会会長の達増知事が「希望郷いわて大会は、『広げよう、感動。伝えよう、感謝』をスローガンに、スポーツの感動を広げ、東日本大震災の被災地を応援してこられた全国、海外の皆さまに感謝を伝える大会となるよう、オール岩手で準備を進めてまいりました。選手の皆さまには、日頃の練習の成果を存分に発揮され、競技を通じて多くの方々と交流し、友情の絆を深め、いつまでも心に残る大会とされるようお祈り申し上げます」とあいさつし、開会を宣言した。

  松野博一文部科学大臣は「東日本大震災復興の懸け橋を掲げた本大会は、震災発生後に被災地で開催される初めての大会でもあります。皆さんのひたむきにスポーツに打ち込む姿は、被災地はもとより多くの国民に夢と希望をもたらすものと信じております」とあいさつした。

  全国障害者スポーツ大会は本県で初の開催。競技は県内8市町で正式競技13競技、オープン競技4競技が開催される。22日は陸上や水泳など12競技が始まった。

  岩手からは選手290人、役員107人が参加。最年長は水泳に出場の水野イサヲ選手(82)。本県の注目選手としては、リオデジャネイロパラリンピック陸上競技砲丸投げ7位の大井利江選手(洋野町在住)が同競技50b走とビーンバッグ投げの2種目に出場する。水泳の村田奈々選手(釜石市教委)には大会記録を更新しての3大会連続2冠の期待がかかる。炬火点火を務めた北村選手も上位入賞が期待される。(佐々木貴大)


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