盛岡タイムス Web News 2016年  11月  26日 (土)

       

■ トップブランドへ歩もう 銀河のしずく本格流通 盛岡広域振興局 生産者集まりシンポ


 

     
  銀河のしずくの展開などについて意見を交わしたパネルディスカッション  
  銀河のしずくの展開などについて意見を交わしたパネルディスカッション
 

 盛岡地域銀河のしずくブランド確立シンポジウム(盛岡広域振興局主催)は25日、盛岡市永井のキャラホールで開かれた。県オリジナルブランド米「銀河のしずく」の栽培面積、収穫量とも県内トップを誇る盛岡地域において、さらなる生産拡大や流通、販売促進を図るために初めて開催。生産者や農協など関係機関、団体から約100人が集い、産地としての立場確立へ理解を深めた。

  開会行事で同局の浅沼康揮局長は「今後、盛岡地域が全国トップの生産地としての立場を確立するため、それぞれの立場から意見を出してほしい」とあいさつした。

  シンポジウムでは生産者や消費者、供給者によるパネルディスカッションが行われた。生産者側からJAいわて中央銀河のしずく栽培研究会の細川勝浩会長とJA新いわて銀河のしずく栽培研究会の晴山保正会長、消費者の側から長栄館の照井貴博社長、さらに供給・販売側として純情米いわて営業部の半田隆之リーダーが登壇し、それぞれの立場から銀河のしずくの今後の展開などについて意見を交わした。

  照井社長は「つなぎ、鶯宿温泉の8軒の旅館、ホテルで期間を決め、朝食で銀河のしずくを提供した。県外から多くのお客さまが来ていた時期で、おいしかったと素晴らしい声も頂いている」と実際に味わった宿泊客の反応を紹介。晴山会長は「おいしいと言われることは、生産者としてうれしい。年々ハードルは上がっていくが、さらにおいしいものを目指し頑張っていきたい。そのためにも、栽培方法の適切な指導などをもらえたら」と話した。

  コメの生産・流通に関する専門誌「月刊食糧ジャーナル」編集部の鶴田裕部長による基調講演も行われた。「『銀河のしずく』ブランド産地!〜生産から消費まで」と題し、全国のコメの生産地が取り組んでいる生産販売、価格戦略、PR戦略のポイントについて説いた。

  鶴田部長は「銀河のしずくがどんな米なのか、食味や食感をしっかりと食べる人に伝えることが大切。好きでいてくれる人のところにしっかり届けることができれば、価格も評価も高まる」と提言した。

  盛岡広域振興局によると、県内の2016年の銀河のしずくの生産量は約778dで、このうち約55%の430dが盛岡地域8市町で生産されている。作付面積も、盛岡地域では約80fで栽培され、県全体の約146fの半数を上回る。


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