盛岡タイムス Web News 2017年  3月  22日 (水)

       

■  〈草木の実の版画集〉227 八重樫光行 シキサクラ


     
   
     

 草を刈る鎌を手にしているような虫にカマキリがいる。今はあまり見かけない。山野で出合ったら大切に連れ帰り、庭に放して害虫駆除係にする。昔、年配の人にカマキリが卵を産む際、草の茎に地面近い高さに麸(ふ)のようなものを産むと雪が少ない正月。高い場所に産むと大雪と教えられた。

  昨年は地面近くに産み、12月30日になっても雪がなく、山で天然のエノキダケを採ってきて、年越しそばに使用したらとてもうまかった。盛岡市鉈屋町の千手院の塀越しに正月、はや小さな花が咲く。シダレ状のシキザクラ。境内に湧き水があり、地中が暖かいのにさらに暖かい正月で花付きが良いのであろうか。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします