盛岡タイムス Web News 2017年  3月  30日 (木)

       

■  盛大附 4強ならず 選抜高校野球準々決勝 履正社(大阪)に1―8 三浦粘投も中盤大量失点


     
  試合後、ベンチ前であいさつをしてグラウンドを後にする盛岡大附の選手たち  
  試合後、ベンチ前であいさつをしてグラウンドを後にする盛岡大附の選手たち
 

 第89回選抜高校野球大会(センバツ、日本高野連など主催)は29日、大会10日目を迎え、準々決勝4試合が兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われた。本県から出場の盛岡大附は第1試合で履正社(大阪)と対戦した。序盤は互いにスコアボードに0を並べる展開となったが、中盤に失策や連打で失点。打線は履正社の右腕竹田を前に本来の力を発揮できず、1―8で敗退した。同校初のベスト4はならなかったが、強豪との対戦を経験した選手たちは今後への課題を明確にした。

  2回戦で昨年優勝の智弁学園(奈良)を破った盛岡大附が、昨秋の明治神宮大会を制した履正社に挑んだ。

  内野の先発を入れ替え、守備を重視したオーダーで臨んだ盛岡大附。1回表、先発の左腕三浦瑞は履正社の3番安田に中越二塁打を打たれ2死二塁とされるも、続く打者を内野ゴロに打ち取って切り抜ける。3回表には安打と2四球で満塁の窮地を招くも、最後は外野フライとし得点を与えない。

  0―0で迎えた5回表、盛岡大附は2死走者なしから安打と二塁の失策、四球で満塁にされた。暴投で1点を与えると、6番竹田、7番筒井に連続二塁打を浴び一挙5点を失う。

     
  8回まで粘り強く142球を投げ抜いた三浦瑞  
  8回まで粘り強く142球を投げ抜いた三浦瑞
 

  盛岡大附の各打者は積極的にバットを振っていくも、好投する竹田を捉えきれず、6回終了まで走者を出すことができない。しかし7回裏、先頭の1番植田がたたいた初球が左翼へのソロ本塁打となり1点を返す。

  盛岡大附は8回まで142球を投げた三浦瑞に代え、9回表には右翼を守っていた臼井をマウンドへ。臼井が打ち込まれ2失点で降板すると、左腕の鈴木が登板。肩のけがを抱える主戦平松の起用は回避した。

  盛岡大附は8回裏に臼井が中前打を放つも、得点には結びつかない。1、2回戦で計24安打15得点を挙げた打線はわずか2安打に封じられ、同校初、センバツにおける県勢3回目のベスト4進出はならなかった。
(相原礼以奈)

          ◇   ◇

  ■盛岡大附・関口清治監督

  失策の後の適時打から、チーム全体の雰囲気がなくなってしまった。打撃では、追い込まれてからワンバウンドの変化球を振らされたくないという思いから、試合を通して早打ちを指示していた。対策してきたことが試合で表現できなかった。走攻守全ての面でもっとレベルアップしなければならない。

  ■盛岡大附・比嘉賢伸主将

  自分たちの目指してきた、打って点数を重ねる打撃ができなかったのは悔しい。焦りもあり、ボール球に手を出してしまう選手もいた。履正社は打撃、守備、投手と全ての面でレベルが高い。今回の反省をして、夏にはもっと通用するような野球ができるよう、練習からプレッシャーをかけてやっていきたい。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします