盛岡タイムス Web News 2017年  5月 3日 (水)

       

■  東京五輪の事前キャンプ視察兼ね カナダクライミングチーム来盛 きょう県選手権にも出場 県営運動公園登はん競技場 スピード施設整備へ期待


     
  県営運動公園登はん競技場の施設を確認するカナダのスポーツクライミングチーム  
  県営運動公園登はん競技場の施設を確認するカナダのスポーツクライミングチーム
 

 カナダのスポーツクライミングチームが2日から、IFSCクライミングワールドカップボルダリング八王子2017の事前キャンプを盛岡市の県営運動公園登はん競技場で行っている。チームは4日まで盛岡で練習し、6、7日に八王子市で開催される大会に臨む。盛岡市は2020年の東京オリンピック・パラリンピックでカナダを相手国としたホストタウンに認定されており、今回の事前キャンプは20年に向けた視察も兼ねている。

  今回、来盛したのはヘッドコーチのキマンダ・ジャージビアックさん、チームマネジャー兼選手のマレック・タレブさん、ショーン・マコル、アラナ・イップ、セバスチャン・ラズール、ジェイジェイ・マー、ジェイク・タイガーの各選手の7人。

  滞在期間中は、ボルダリングの練習を行う他、3日に開催される県リード選手権への出場、伊藤ふたば選手や山内響選手、中島智選手との合同練習・エキシビジョンマッチなども予定されている。

  ワールドチャンピオンシップの年間チャンピオンのマコル選手(29)は「盛岡はすごく美しい市だと思う。すごくいい施設で興奮している。必要な設備が全てそろっているので、今週末のワールドカップに向けてすごくいいトレーニングができる。日本はトップ3に入る好きな国。食、文化、観光も楽しみにしている」と話した。

  県営運動公園登はん競技場には現在、ボルダリング、リードの施設があるが、県では18年1月の完成を目指してオリンピック種目のスピードの施設も整備予定。

  ジャージビアックヘッドコーチは、オリンピックの事前キャンプ地の選定に向けて「今のところあるものは不自由がない。ただスピードの壁が必要で、盛岡の季節感がビクトリアにすごく似た気候なので、天候を考えたスピードの壁を造ってもらえれば」と期待した。

  盛岡市の細川恒スポーツ推進参与は「施設面では新たにできるスピード壁を含め、施設が備わっていて、盛岡の雰囲気もいいと話をもらった。あとはわれわれがきめ細かなサポートや要求に対して応えていけるかが鍵になる。盛岡ゆかりの選手として、伊藤ふたば選手、山内響選手とレベルが高い選手がいて、一緒に練習することでお互いに高め合えると言ってもらっている。環境として盛岡は2020年に向けていいスタートが切れている」と手応えを感じていた。


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