盛岡タイムス Web News 2017年  5月 26日 (金)

       

■  障がい者基幹相談支援セン 矢巾、紫波両町の拠点 新生会に委托 3障害に応じワンストップで


     
  看板を披露する高橋町長、阿部理事長、八重嶋所長、熊谷町長(左から)  
  看板を披露する高橋町長、阿部理事長、八重嶋所長、熊谷町長(左から)
 

 紫波地域障がい者基幹相談支援センター(八重嶋幸子所長)の看板上掲式は25日、矢巾町室岡の社会福祉法人新生会(阿部肇男理事長)の本部事務所で行われた。矢巾、紫波の両町における障害者の相談支援の中核的な役割を担うもの。両町が同法人に委託し行われる。相談支援専門員を配置し総合的な相談支援の実施などを通して、住民に身近な支援体制を構築する。

  事業は▽障害者の総合的、専門的な相談支援の実施▽地域の相談支援体制の強化▽地域移行、地域定着の取り組み▽権利擁護、虐待防止▽自立支援協議会の運営参加―。

  総合的な相談業務では身体、知的、精神の3障害に対応しニーズに応じた支援を行う。地域移行と定着では、入所施設や精神科病院との連携を通して、各地域における障害者の支援体制整備に向けた調整役を担う。また、各地域の相談支援事業者の人材育成、指導と助言を通した体制強化も行う。

  4月に立ち上がったが、内部調整を経て今回の看板設置をもって本格的な事業開始となる。現在は新生会本部事務所内にセンターを設置している。今後、同法人の就労継続支援B型事業所あさあけの園の新施設が同町又兵エ新田地内で10月の運用開始が予定されており、同センターも同施設へ移行する。

  阿部理事長は「両町では合わせて3千人弱の障害者が見込まれる。障害者が増えている現状もあり、支援に力を入れていかなければならない。各事業所と連携していきたい」と意気込みを述べた。

  高橋昌造町長は「中核的な役割を担うことになる。利用者の心の扉を開け、相談で本音を打ち明けてもらうことがスタッフの役割になる」、熊谷泉町長は「障害者福祉は各事業所が連携して支援していくことが重要。期待している」と述べた。

  同センターは平日午前8時半から午後5時15分まで。問い合わせは電話019―697―3300。

 


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