盛岡タイムス Web News 2017年  5月 27日 (土)

       

■ 県競馬組合 構成団体に元金返済増額 11年越しで返済 県と奥州、盛岡2市で7630万円


  県競馬組合(管理者・達増知事)によると、構成団体融資に伴う岩手競馬の存廃ルールを踏まえ、初めて返済される予定の元金分が、合計7630万円に増額した。今年2月時点と比べて2630万円増えた。3月に6日間行われた特別開催で収入が当初見込みを上回り、事業執行残などもあって2016年度の純利益が2月時点より、5200万円増の2億5200万円となったため。26日に開かれた競馬組合議会(郷右近浩議長、10人)で説明された。

  構成団体に元金の一部が返済されるのは16年度決算が認定される11月以降。07年度から存廃ルールに基づく岩手競馬の運営が行われてから、11年を経て元金が返済される。

  存廃ルールでは、元金返済は純利益が1億円以上5億円の場合、1億円を差し引いた2分の1の額が充てられる。組合規約に基づく構成団体への配分率と返済額は、県が55%で約4200万円、盛岡市が20%で約1520万円、奥州市が25%で約1910万円。構成団体融資の約330億円に対して約2・3%に当たる。

  26日の組合議会では、特別開催などを踏まえた16年度一般会計補正予算(第5号)の専決処分が承認された。16年度の実質収支見込み額から歳入歳出差引額(構成団体融資約330億円)を追加した17年度一般会計補正予算(第1号)も議決された。

  審議では飯澤匡県議(一関選挙区)が、厩務員の不足への対策についてただした。

  組合事務局によると、10年4月1日で158人いた厩務員は今年4月1日で118人と40人減った。このため組合内にプロジェクトチームを立ち上げ。調騎会や厩務員会と協議しながら、人材確保を図っていく考え。

  17年度シーズンは5月22日までで、全22開催中4開催が終了。岩手競馬発売実績額は53億8700万円で計画額に対する達成率108・1%だった。前年度同期比だと110・5%だが、うち自場発売のみ92・8%と前年度を下回っている。


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