盛岡タイムス Web News   2017年  9月  28日 (木)

       

■  製販一体で北東北へ 産業ガスのエア・ウォーター(大阪) 犬渕工業団地に新工場 紫波町と立地調印 雇用創出に誘致


     
  協定を締結し握手する白井社長と熊谷町長(左から)  
  協定を締結し握手する白井社長と熊谷町長(左から)
 

 産業ガス関連事業などを手掛けるエア・ウォーター(白井清司社長)=本社・大阪市、東証一部=は、北東北3県のガス供給の自社製造拠点を紫波町の犬渕工業団地内に設置する。来年10月の運用開始予定に向け、来月にも着工する見通し。27日、同町は同社との企業立地協定締結式を町内で実施。熊谷泉町長と白井社長が協定書に調印した。

  同社が町内に建設するのは、VSU(高効率小型液化酸素窒素製造装置)と営業拠点となる事務所。敷地面積は約1万5千平方bで事業費は十数億円。事務所の延床面積は約3千平方b。工場設備では液化酸素、液化窒素の製造を行う。VSUは全国で15基目。

  同社ではこれまで岩手、秋田、青森の北東北3県で約300社に産業、医療用ガスを供給していたが、他社製品を販売していた。自社で製販一体のサービスを展開し、安定供給の強化を図る。

  同社で北東北の拠点設置を模索していたところ、同町から場所の紹介を受け同工業団地内に設置することを決定した。地元における採用は十数人を予定している。

  白井社長は「紫波町に拠点を設置することで、より充実したサービスが可能となる。岩手県で新たな拠点を確立し、これまで以上にきめ細かいサービスを提供していく」とあいさつ。

  熊谷町長は「新工場施設の設置を当町に決定いただき、感謝する。人口減少に伴う定住促進を図っているが、工場設置により雇用の場を作っていただいた。新たなプラントの完成による事業発展を願う」と述べた。

  同社は産業ガスの他、ケミカルや医療、エネルギー、農業食品の各関連事業も展開。うち産業ガス関連は2016年度の経常利益412億5100万円のうち約4割を占めるという。


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