盛岡タイムス Web News   2017年 10月  30日 (月)

       

■  プログラミングで創造と成長 子どもたちに非営利で 盛岡市のcodeMo主催 滝沢市に「コーダー道場」設立


     
    「子どもも大人も楽しめる場に」。CoderDojo滝沢を開設したcodeMoの天沼倫太郎代表と日脇隆弘さん  
   「子どもも大人も楽しめる場に」。CoderDojo滝沢を開設したcodeMoの天沼倫太郎代表と日脇隆弘さん
 

 子育て世代の盛岡市の会社員らが、子どもたちのための非営利なプログラミング道場「CoderDojo(コーダー道場)滝沢」を開設した。滝沢市巣子の同市IPU第2イノベーションセンターを会場に月1回のペースで活動予定。自主的にプログラミングを学んだり、ゲームの制作に挑戦したりすることを通して発想力や創造力を磨き合う。

  CoderDojoは2011年にアイルランドから始まった非営利活動。プログラミングサークルのような場で、世界75カ国に約1400の道場がある。アニメーションやゲームの制作、アプリケーションの開発など、学べる内容は道場によって異なり、参加者それぞれのペースで学び、力を付ける。国内では100カ所以上の道場が活動。県内では北上市に続き2カ所目の開設となる。

  参加対象は、パソコンのタイピングとマウス操作に支障がない小学4年生から中学生ぐらいまでの子どもとその保護者。10組程度の受け入れが可能。プログラミング言語の「Scratch(スクラッチ)」や教育用マイコンボード(互換機)などを使い、プログラミングに挑戦する。

  大人が一方的に教えるのではなく、子どもがやりたいことを自ら考え、協力してものづくりに挑戦する姿勢を重視。メンターと呼ばれるパソコンに詳しいボランティアが手助けする。

  インターネット環境や互換機、初心者向け教本は道場側で準備。ノートパソコンやタブレット、自分でやりたいことをするための道具などは各自持ち寄る。参加無料。一緒に活動する高校生以上のメンターも募集している。

  滝沢道場を主催するのは、盛岡市の任意団体codeMo(コードモ、天沼倫太郎代表)。パソコン好きの子育て世代4人が中心メンバーで、考えることや創造することの楽しさをプログラミングなどを通して子どもに伝えたいと活動している。滝沢市主催のワークショップを支援した縁で、IPU第2イノベーションセンターでの道場開催が決まった。

  天沼代表(40)は盛岡市の会社員。小学2年生の長女を筆頭に3人の子どもがいる。「純粋に娘と一緒に遊びたいという気持ちから出発した。プログラミングはゲームや音楽などやりたいことを実現するためのツール。自ら創造する楽しさを知り、うまくいかないことも楽しめる力を身に付けてほしい」と狙いを語る。

  一緒に活動するシステムエンジニアの日脇隆弘さん(40)も小学生3人の父親。「互いに力を磨く『道場』のイメージにぴったり。子どもも大人も学び合い、教え合うようになれば、面白いコミュニティーになるのでは」と期待する。

  滝沢道場は15日に説明会を兼ねて、初開催され親子6組が参加した。次回の開催は11月19日午前10時から正午まで。問い合わせはtakizawadojo@codemo.jpへ。


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