盛岡タイムス Web News   2018年  1月  20日 (土)

       

■  LINE@をビジネス活用 中小企業に最適なツール 情報発信 集客に効果大 千葉ラック社長に聞く 


     
   LINE@のビジネス利用の効果を語るラックの千葉英男社長  
   LINE@のビジネス利用の効果を語るラックの千葉英男社長
 

 コミュニケーションアプリ「LINE@」(ラインアット)を販促につなげる企業や店舗が増えている。利用料がリーズナブルで操作が手軽。中小企業の情報発信や集客に最適なツールと言われる。IT関連サービスの企画研修などを手掛ける、ライフアシスタンスカンパニー(略称ラック、盛岡市上田2丁目)の千葉英男社長にLINE@の活用術を聞いた。(馬場恵) 

 LINE@は、個人や企業が不特定多数の人に、情報を一斉送信することを主な目的としたコミュニケーションツール。LINEアカウントを開設すれば、「友達」に登録した顧客のスマートフォンなどに、メッセージを手軽に届けられる。優待クーポンを配信したり、ポイントカード機能を持つショップカードを発行したり。ユーザーと1対1でやり取りすることも可能だ。

  メールアドレスに情報を一斉配信する「メルマガ」と似ているが、自分の意思で友達登録するため、メッセージを読む確率が高く、伝達効果はメールより高いとみられている。配信したクーポンの開封や使用回数なども統計情報で確認できるため、効果を測定しやすい利点もある。

  千葉社長によると、「地域密着度が高く、集客の範囲が限定的な中小企業や小売店ほど、工夫しだいで即効性が期待できる」。きょうは天気が悪く、客足がかんばしくないので「午後3時から店頭のケーキを値引きします」、「送信したクーポンを提示すれば、ドリンク無料」など、近くにいる顧客に臨場感のある情報を発信し、集客につなげられるからだ。「顧客の新規獲得も大事だが、一度、つながった既存のお客さまのリピート率を上げた方が売り上げ増につながる」と話す。

  もちろん、情報の受け手である「友達」を一定数確保しなければ、効果は期待できない。店頭で徹底して友達登録を呼び掛ける、既存のホームページや紙チラシにQRコードを載せるなど友達登録を増やす工夫が鍵を握る。

  LINE@の公式ホームページによると、利用料は、無料の「フリープラン」、月額5400円(税込み)の「ベーシックプラン」、月額2万1600円(税込み)の「プロプラン」があり、プランに応じてメッセージの配信数や利用できるサービス範囲が異なる。他にもプレミア付きのさまざまな契約形態がある。

  「ベーシックプランでも、5千人以内であれば無制限で配信でき、中小企業や店舗で活用を検討する余地は十分ある」と千葉社長。「良い物を作りさえすれば売れるという時代は終わった。伝える努力が必要」と強調した。

  滝沢市商工会(電話6846123)は、千葉社長を講師に2月6日と7日、「LINE@ビジネスセミナー」(受講料1600円税込み)を開催予定。30日まで受講者を募集している。会員以外の参加も相談に応じる。ラックへの問い合わせは電話6063535へ。


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