盛岡タイムス Web News   2018年   7月  16日 (月)

       

■ 期間限定でキャンプ場 八幡平トラウトガーデンに ビッグアップルが休業施設借り運営 20日から10月下旬まで


     
  着々と準備が進むグランピング施設のウッドデッキ前に立つ古屋さん  
  着々と準備が進むグランピング施設のウッドデッキ前に立つ古屋さん
 

 2013年から無期限休業中の八幡平市松尾寄木の八幡平トラウトガーデンの緑地帯が20日から10月28日まで、手ぶらで本格的なキャンプを楽しめる場所として期間限定で開かれる。同市田頭に事務所を構えるビッグアップル(本社・仙台市、関欣哉社長)が、施設を管理する市の第三セクターの八幡平温泉開発から緑地帯約4fを借りて運営。4人家族が広々と使えるテントや米国式の本格的なバーベキュー(BBQ)エリアを設け、手ぶらで一帯の大自然を満喫できるグランピング施設として、営業する。乗馬など市内の魅力的な体験も企画されており、再び多くの人が集まって楽しむ場所として期待される。

  グランピングは英語で「魅力的な」を意味するグラマラスとキャンピングを組み合わせた造語。ホテル並みの快適なサービスが気軽に受けられる新しいキャンプのスタイルだ。

  ビッグアップルは、キャンプが苦手でも自然を手軽に楽しみたいと考えている人に、市の持つ魅力を感じてもらいたいと考えた。トラウトガーデンの周辺には妻の神キャンプ場などがある。だが、テントなどを自分で用意する必要があり、温泉やアスピーテラインなど魅力的な場所があっても日帰りで帰るケースが多いという。

  トラウトガーデンで設けるテントは、モンゴル伝統のテントのゲルのような広さ。ウッドデッキの上に組まれたテント内にソファーやベッドを用意し、快適な生活を提供する。オープン当初は5棟で始め、最終的に全10棟を開設する予定だ。

  BBQは米国仕込みの本格派。塊肉やチキンの丸焼きなどの他、地元の産直・松っちゃん市場から仕入れたみずみずしい野菜を味わうことができる。

  さらに、市内で行われている乗馬やマウンテンバイクなどを手数料なしで体験できる。体験を通して、利用者に乗馬などへの関心を喚起し、市内の盛り上げにつなげる相乗効果も期待している。

  オープンまで1週間となった13日、市地域おこし協力隊の古屋亮輔さん(28)はオープン前の調整をしていた。青空の広がる緑地内でテントを設けるウッドデッキが次々と完成し始め、営業開始を待ちわびている。

  古屋さんは「来てくれた人に、八幡平の魅力的なコンテンツを知ってもらいたい。自然の中に人が集まって楽しんでもらえれば、市内の面白さを知ってもらうことにもつながると思う」と意気込みを語った。

  同社は今のところ、グランピング施設の利用料金を1棟2万円前後と見込む。問い合わせは同社(電話05053061966)まで。


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