盛岡タイムス Web News   2018年   7月  27日 (金)

       

■  県緑の少年団大会 豊かな山へ年輪重ね 世代つなぎ節目の50年 八幡平市の県民の森 ヤエザクラを記念植樹


     
  ヤエザクラを植樹する緑の少年団の子どもたちと本田会長(左から2番目)ら  
  ヤエザクラを植樹する緑の少年団の子どもたちと本田会長(左から2番目)ら
 

 第50回県緑の少年団大会(主催・県緑の少年団連盟など)が26日、八幡平市松尾寄木の県民の森で開かれ、50年の節目を迎えた。県内15市町村と秋田県、福島県の17少年団213人が参加。結成50周年を迎えた松尾自然森林愛護少年団(八幡平市)、早池峰山愛護少年団(花巻市)に知事感謝状、14少年団に50回記念特別表彰が贈られた他、記念にヤエザクラを植樹した。子どもたちは27日まで、キャンプや植樹活動などを通じて交流する。

  同大会は、自然の中での体験学習や共同生活を通じて仲間との絆を深め、緑を愛し育む心を持った子どもの育成を目的とする。2017年度末現在、緑の少年団は県内28市町村に104団あり、3650人が参加している。1969(昭和44)年に旧松尾村で第1回大会が開かれて以来、半世紀にわたって緑を大切にする心を育んでいる。

  知事感謝状は松尾自然森林愛護少年団など2少年団に贈られた。結成20周年記念表彰は御明神地区緑の少年団(雫石町)など2少年団に贈呈。50回大会記念特別表彰は子抱山緑の少年団(岩手町)、丹藤川自然愛護少年団(同)、葛巻地区森林愛護少年団(葛巻町)など14少年団に贈られた。

  連盟会長の本田敏秋遠野市長は「大会は皆さんのお父さんやおじいさんのころから始まった。この大会を夏休みの良い思い出にして、家族に緑の大切さを伝えてほしい」とあいさつ。

  保和衛副知事は「森林は水や空気を作り、洪水を防ぐなど大切なもの。皆さんはその大切さを学んできたと思う。これからも活動してほしい」と半世紀の節目を祝った。

  この他、開催地の田村正彦八幡平市長が「岩手山も皆さんを歓迎していると思う」と子どもたちを歓迎。同市立柏台小児童による八幡平太鼓や寄木小鼓笛隊の演奏なども披露された。

  結成50周年の松尾自然森林愛護少年団の中嶋優尚君(松尾中1年)は「道端の花をむやみに採らず育て、植樹のボランティアなどにも参加していきたい」と話していた。


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